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下位低迷の巨人「戦犯」は誰? 圧倒的多数が選出した原辰徳に「采配は疑問」「マンネリ化」「ビジョンなし」飛び出す批判【500人アンケート】
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.21 06:00 最終更新日:2023.04.21 06:00
3年ぶりの優勝を目指している今季の巨人。だが、開幕からつまづき、4月16日にはリーグ最速の10敗を喫して最下位に転落した。4月20日時点では、6勝11敗で5位だが、最下位中日とはゲーム差なしと低迷している。2022年は68勝72敗3分でリーグ4位。2017年以来、5年ぶりにBクラスとなり、クライマックスシリーズ進出を逃しただけに、G党の今季にかける思いは強かったはずなのだが……。
そこで本誌は、不調にあえぐジャイアンツについて、アンケート調査を実施。全国の20代から50代の男女500人に「不調の戦犯」だと思う人を聞いた。対象としたのは、原辰徳監督と主力10選手の合わせて11人。
【関連記事:2022年プロ野球【最低の監督】アンケート…3位は中日・立浪、2位は巨人・原、1位は?】
では、「戦犯」トップ5から見ていこう。
【第5位】15票 菅野智之(投手)
チームをけん引してきた不動のエースだが、3月のオープン戦で右ひじの違和感を訴え、戦線離脱。その後も2軍で調整を続けており、復帰は5月とも。「戦犯」にあげた理由は、以下のとおり。
「負けが多いのは投手陣の問題。大黒柱だけに責任はあると思う」(30代男性・東京都)
「年俸が5億だか6億だか知らないが、明らかにもらいすぎ」(40代男性・滋賀県)
【第4位】17票 岡本和真(内野手)
WBCでは大活躍。開幕後もガンガン打ち、4割近い打率ながら、なぜか打点ゼロ。初打点が、4月12日の今季1号ソロ本塁打だった。17試合でわずか3打点は寂しい数字だ。
「チャンスで打ってくれ。それに尽きる」(40代男性・千葉県)
【第3位】35票 ビーディ(投手)
菅野のリタイヤで開幕投手をつとめた新助っ人。だが、ここまで3試合に登板し0勝2敗。
「大した実績はないが、一応メジャー投手ということで期待していたが、残念」(30代男性・京都府)
【第2位】114票 坂本勇人(内野手)
開幕から20打席ノーヒットという最悪のスタートで、スタメン落ちも経験。15試合で打率.130、打点2と絶不調だ。
「まさかこんなに打てないとは。間違いなく戦犯の筆頭」(50代男性・東京都)
「不調の原因はスキャンダルにあるのでは。自業自得だとは思いますが」(20代女性・新潟県)
「昨年のスキャンダルでチーム全体のモチベーションが下がったように思う。もう出ないほうがいい」(50代男性・東京都)
【第1位】276票 原辰徳(監督)
半数以上の圧倒的な票数を集めたのは、やっぱりこの人。2019年、3度めの監督就任で、今季が5季め。通算では17季めとなる。2022年8月に監督として通算1200勝に到達。今季中には別当薫を抜き、監督勝利数の歴代9位となる見込み。
「選手の育成はできず、采配にも疑問だらけ。勝てない責任が監督にあるのは当然」(30代男性・東京都)
「長年やり過ぎて、チームがマンネリ化している。監督に物を言える人もいない。もう潮時ですよ」(40代男性・愛知県)
「昨年もダメで、代わったのはコーチ陣だけ。監督も変わるべきだった。今年もダメでしょう」(50代男性・栃木県)
「なんで先がないようなベテランばかり使うのか。成績が上がらないなら、思い切って若手を起用すべし。将来へのビジョンがまったく見えない」(30代男性・東京都)
原監督の「途中休養」「解任」という文字もちらほら見かけるようになりつつある。巨人の歴史上、監督休養の例はなく、シーズン途中の監督解任も、1947年の中島康治以来ないのだが……。
第6位以下は、次のとおり。
【第6位】中田翔(内野手)14票
【第6位】丸佳浩(外野手)14票
【第8位】赤星優志(投手)6票
【第9位】ブリンソン(外野手)4票
【第9位】吉川尚輝(内野手)4票
【第11位】大城卓三(捕手)1票
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