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藤田菜七子「ほかの女性騎手全員がスマホ違反」で評価急上昇!? 「ヒカキンさんが株あげる構図と似てる」の指摘も

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.03 17:10 最終更新日:2023.05.03 17:10

藤田菜七子「ほかの女性騎手全員がスマホ違反」で評価急上昇!? 「ヒカキンさんが株あげる構図と似てる」の指摘も

2021年7月、東京五輪の聖火リレーに臨んだ藤田菜七子(写真・Pasya/アフロ)

 

 JRAは5月3日、「開催日における騎手の通信機器(スマートフォン)不適切使用に対する制裁」として、6人の騎手を30日間の騎乗停止とすることを発表した。

 

 処分を受けるのは、以下の6人。

 

今村聖奈 2022年デビュー 通算66勝
・角田大河 2022年デビュー 通算54勝
永島まなみ 2021年デビュー 通算44勝
古川奈穂 2021年デビュー 通算25勝
・河原田菜々 2023年デビュー 通算2勝
・小林美駒 2023年デビュー 通算1勝

 

 いずれも競馬が開催されていた4月23日のことで、今村と角田は京都で、残る4人は福島での違反。騎手控室にスマートフォン(スマホ)を持ち込み、インターネットを閲覧したことや通話をしたことが「不適切使用」とされた。騎乗停止期間は、5月13日から6月11日まで。

 

 

「ギャンブルであるからこそ、JRAは『公正確保』を最重要業務のひとつとし、徹底した管理をおこなっています。騎手はレースの前日から調整ルームに入り、そこから外部との接触は禁止され、携帯電話やスマホの使用もNGとなります。こういうことは、競馬だけではなく、競輪や競艇の選手でも同じです。今回、処分を受けた6人は、いずれもデビュー3年以内の若手。競馬学校でこういう規則をたたき込まれたはずなのですが……。

 

 同じような事例では、クリストフ・ルメール騎手が2015年3月、調整ルームで携帯電話を使い、30日間の騎乗停止となっています。しかしルメールは、日本で免許を取得したばかりで、ここまでの厳しいルールを理解していなかったようなので、今回のケースとは状況がまったく違います」(競馬ライター)

 

 ネットには

 

《開催中は使用禁止は分かっていたはずなのに。このことでいろんな人や関係者に迷惑をかけていることをしっかり考えて欲しいね。若いだけの理由では許されない。公平性を求める競技だけに、ルールは絶対守らないといけない》

 

《呆れて開いた口が塞がらない。そういう厳格ルールも覚悟して競馬世界に入ったはずなのに、なにもわかってないんだなと思う》

 

《一ヵ月じゃ甘すぎませんか?最低でも半年は馬に乗せちゃいけない、それくらいしないと自分のした事の意味が分からないのでは?》

 

 など、厳しい意見が並ぶ。そんななか、こんな意見も。

 

《女性騎手がスマートフォン使用で騎乗停止になる中で藤田菜七子騎手がスマートフォン使用せずに安泰なん バカなYouTuberがやらかして ヒカキンさんが株あげる構図と似てる》

 

「現在、JRAには女性騎手が6人いますが、藤田菜七子以外の5人が、今回の処分の対象となりました。藤田は4月23日、4人の女性騎手と同じ福島で騎乗していましたが、彼女だけが規則を守っていたということです。デビュー年に51勝をあげ注目の今村、2023年の1回福島で7勝をあげて開催リーディングになった永島は、2023年、それぞれ15勝、16勝と好成績をあげていますが、先輩である藤田は2023年はまだ3勝。忸怩たる思いもあるはずですが、これで流れが変わるかもしれません。

 

 女性騎手は一般競走(重賞など特別競走以外)において、減量が適用される点で有利なのですが、女性騎手が藤田ひとりになったことで、騎乗依頼が殺到するかもしれません。43勝をあげた2019年以来、年々、勝ち星を減らしている藤田ですが、再浮上するきっかけとなる可能性もあります」(前出・競馬ライター)

 

 意外なことで“しっかりもののお姉さん”が注目を集めることになりそうだ。

( SmartFLASH )

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