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落合博満「寿司が食べられなかった」…イチロー、新庄剛志、藤川球児に負けず劣らずの「偏食ぶり」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.17 17:26 最終更新日:2023.05.17 17:26

落合博満「寿司が食べられなかった」…イチロー、新庄剛志、藤川球児に負けず劣らずの「偏食ぶり」

中日を4度の優勝に導いた落合博満氏(写真:ロイター/アフロ)

 

「(好きな寿司ネタを聞かれて)かんぴょう巻き。最近は寿司食べられるようになったけど。昔はかんぴょう巻きしか食わなかった」

 

 5月16日、自身のYouTubeでそう発言したのは、現役時代に3度の三冠王を獲得し、監督として中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)だ。

 

 

 1986年のオフに、野手として初の1億円プレーヤーとなった落合氏。現役時代の最高年俸は3億8000万円で、1986年から1996年まで球界最高年俸選手であり続けた。生涯獲得年俸は33億円を超える。

 

 そんな高給取りだった落合氏が「最近まで寿司が食べられなかった」というのは意外すぎるエピソードだが、信子夫人と出会う以前の落合氏は、かなりの偏食家だったと言われている。

 

 高給取りだけに美食家が多いイメージのプロ野球選手だが、実は偏食で知られる選手は意外と多い。

 

 なかでも有名なのが、日米通算4367安打や10年連続200本安打などの偉業を打ち立てたレジェンド・イチロー(49)だ。

 

 イチローの場合は偏食というより、毎日のように同じものを食べ続けるスタイル。独身時代、いつも行きつけの焼肉店で肉を食べていたというイチローは、メジャーに行ってからは、毎日、弓子夫人の手作りカレーを食べていると言われた。

 

 なかば都市伝説化していた「イチローは毎日カレー説」について、2022年11月に本人が言及する場面があった。11月3日に東京ドームで開催された「イチロー選抜KOBE CHIBEN」vs.「高校野球女子選抜」のエキシビションマッチの試合後、女子選手たちを相手に講義をおこなったイチロー。

 

 そこで「いまでも毎日カレーを食べているのか」と聞かれ、

 

「(カレーを食べていたのは)ホームゲームで家にいたときだけだから。1シーズン162試合のうち半分だから、MAX81回になるけれど、そこまでは食べていない。ビジターのときはハンバーガーとか食べていたよ」

 

 と答えている。年間81回は十分多いだろうというツッコミはさておき、メジャー時代のイチローは、日本に1店舗だけあるアメリカの外食チェーン『カリフォルニア・ピザ・キッチン』のヘビーユーザーだったことでも有名だ。

 

 もう1人、現役時代から偏食で知られたのが、現在、北海道日本ハムファイターズを率いるBIGBOSSこと新庄剛志監督(51)だ。阪神タイガース入団後も、「太ったらカッコ悪い」という理由から夕食を菓子パン1個で済ませることもあったと明かしている。

 

 現役引退後は、2010年からインドネシアのバリ島に移住。引退から14年後の2020年、突如、48歳でのトライアウト挑戦を宣言した新庄監督は、自身のInstagramに「いただくばい」と、晩ご飯の写真をアップ。

 

 その組み合わせが、カップ焼きそばの「UFO」と、ご飯に「なめ茸」だったことから、《炭水化物&炭水化物とかアスリートでありえない》などとファンを驚かせた。

 

 さらに、元阪神タイガース・藤川球児も「知らない香りがする」「味付けが違う」だけで料理を遠ざけてしまうような偏食家で、妻・英子さんが「好き嫌い克服レシピ」を『レタスクラブ』で連載するほどだ。

 

 しかし、この4人が球界で残した実績はご存知のとおり。偏食だから大成できないということはなさそうだ。

( SmartFLASH )

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