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山川穂高選手が書類送検…不起訴でも絶望視される野球人生、聴取当時は「球団に未報告」疑惑も

スポーツ 投稿日:2023.05.23 16:20FLASH編集部

山川穂高選手が書類送検…不起訴でも絶望視される野球人生、聴取当時は「球団に未報告」疑惑も

山川は警察から事情聴取を受けたことを球団に伝えず、WBCに出場したという(写真は3月23日の帰国会見)

 

 知人女性へのわいせつ致傷疑惑の渦中にある、埼玉西武ライオンズの山川穂高選手。5月23日朝、強制性交の疑いで、警視庁が山川を書類送検したことがわかった。

 

 同事件については、5月11日に『文春オンライン』が報道。記事によれば、2022年、20代女性に膣内や下半身から出血するケガをおわせ、警視庁から事情聴取を受けたとするもの。

 

 

 山川は文春の取材に対し、事情聴取を受けたことは認めつつ、「絶対に無理やりではない」と主張しているが、当時から刑事事件で立件される可能性もあったため、今後の成り行きが注目されていた。

 

「山川選手は、報道が出た当日のロッテ戦にも5番・一塁で先発出場。4打数1安打を記録したものの、開幕から17試合、本塁打なしとなりました。試合後、山川選手は報道陣に対し『僕から言えることはありません』と答えたのみでした。

 

 翌12日には、出場選手登録を抹消されています。球団広報は『総合的に判断して、コンディション的に』としていましたが、その言葉を額面どおりに受け取る人は多くありませんでした」(スポーツライター)

 

 本誌は15日、山川が今回のトラブルを「球団に報告していなかった」疑惑について報じている。西武の内部事情に詳しい関係者は当時、本誌にこう語っていた。

 

「西武は、対外的なトラブルがあったときには、かりに相手が友人や知人だったとしても、球団に報告するように義務づけています。ところが、山川選手は今回のトラブルを球団に報告していなかったようです。『文春』の取材を受けた後に初めて、球団に連絡をしたようなんです」

 

 今回の書類送検について、警察は判断を検察に委ねる「相当処分」の意見をつけたという。事件が起訴されるかどうかはこれからの判断になる。前出の関係者はこう続けていた。

 

「山川選手は社会的制裁を受けていることから、被害女性との和解も含めて、反省の態度を明確にすれば、起訴猶予(犯罪の嫌疑はあるが、起訴しない)となる可能性はあります。

 

 しかし、今回の登録抹消は実質的に『今シーズン出場停止』処分に等しい。じつは山川選手は、登録抹消時点で一軍登録の日数があと15日ほどあれば、国内FA権取得の要件を満たす予定でした。

 

 今期の出場は絶望的となると、FA権取得も来季以降になるでしょう。西武ライオンズは、親会社の西武ホールディングスの方針もあって、コンプライアンス違反にはこれまでも厳しい処分をくだしています。もし起訴されれば、判決による事実認定がなくても、解雇は避けられないでしょう」(前出・関係者)

 

 前出のスポーツライターは、山川の今後を厳しい目で見つめる。

 

「コンプライアンスに厳しい西武のことですから、不起訴となっても山川にとって厳しい判断をする可能性もある。仮にFA権を獲得しても、これだけの騒動があった山川選手を獲得する球団があるかどうか……」

 

 西武が下す今後の処分にも注目が集まっている。

( SmartFLASH )

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