Jリーグ野々村チェアマン、ジャニーズ性加害に触れてSNSで批判集まる「まずは日の丸燃やされた件では？」

 

　9月26日、Jリーグの野々村芳和チェアマン（51）が都内で記者会見をおこない、世間を騒がせている2つの問題について意見を述べた。

 

　ひとつは、先月2日におこなわれた天皇杯4回戦、名古屋戦（CSアセット港サッカー場）で浦和サポーターが暴徒化した問題について。

 

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「サッカーが表現したい熱狂的なスタジアムとか熱烈な雰囲気と、安心・安全は両立できると思う。日本だからこそ、それが両立できる。そこをもう一回、みんなで目指していこうと確認した」と力説。

 

「サポーター暴徒化の再発防止を徹底しつつ、二度とこのような行為が起こらないよう、断固とした姿勢で取り組んでいく覚悟です」と述べた。

 

　もうひとつは、ジャニーズ事務所の性加害問題についてだ。21日におこなわれた実行委員会でも話をしたとし、「当然ながら重大な人権問題だという認識を持っている」と明かす。

 

「2021年のルヴァン杯決勝で、当時、V6の一員だった坂本昌行が国歌独唱した例がある。しかし、直の取引はJリーグとはしていない。

 

　今後というところでは、国連の人権理事会の指導方針にあわせながら、いろいろな動向を見極めてということになる。どこの事務所とどういうことより、サッカーを仕事としている者として、改めて日本の基準以上にグローバル基準に立って、いろいろ考えていかなければいけない」

 

　Jリーグが抱える大きな問題に対し、チェエマンとして方向性を示した発言だが、「X」（旧Twitter）では、大きな批判も寄せられている。

 

《何故一介のチェアマンまでもが語り始めたの？　現状取引ないんだし、今後も取引ないんでしょ？　誰の顔色を伺ってるんだろうw　ご自身の世界のことだけ心配さなってりゃ良くない？》

 

《まずは武漢で日の丸を燃やされた件じゃねぇの？》

 

《もっと言及しないといけないことあるだろ！！　先週の武漢の件はどうする気？　埼スタでも同じことされてたらどうするの？無視か？》

 

　サッカー・AFCチャンピオンズリーグの試合で、浦和レッズと対戦した中国・武漢三鎮のサポーターらが、スタンドで「バカ」と連呼したり、外で日の丸を燃やしたりした行為が、大きな炎上となったことは記憶に新しい。

 

　ジャニーズファンからすれば、どうしてサッカーのチェアマンが触れるのか、「大きなお世話」といったところなのだろうが……それにしても、この性加害問題、いったい着地点はどこになるのか。

( SmartFLASH )