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「聖人君子ってごくわずか」山川穂高を擁護の恩師の言葉に批判殺到「軽い言葉で片づけるな」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.16 15:49 最終更新日:2023.11.16 16:05
まさかのFA宣言で、プロ野球ファンの度肝を抜いた西武の山川穂高内野手に、逆風が吹きまくっている。
「2023年5月に発覚した知人女性への強制性交疑惑は不起訴になったものの、球団からの『無期限の公式戦出場停止処分』が解除されていないなかでのFA宣言は異例も異例。
西武からは今季の推定年俸2億7000万円から減額制限いっぱいとなる40%減の『1億6200万円プラス出来高』の単年契約を提示されたとも報じられており、自らの女癖の悪さで騒動を起こしておきながら、結局、最後は金で動くのかとファンの反感を買っています」(野球ライター)
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山川の国内FA権行使が発表された11月14日には、Xのトレンドに「山川中日」がトレンド入りするなど、SNSを賑わせたが、実際に獲得に動き出すことが濃厚なのが、豊富な資金力を持つソフトバンクだ。球団は山川獲得に向けて、推定4年総額20億円プラス出来高払いの好条件を提示すると見られている。
しかし、ホークスファンからは、
《四年契約ならガチで山川いらない くんな》
《ええーー 山川いらない。いらないって失礼な言い方だけど、ホントにいらない…》
《マジで山川いらない。なんでそんな曰く付きの人つれてくるの?野球できればいいってもんじゃないよ。応援したい人を応援させてくれ》
など、山川を歓迎しない声が複数あがっている。そうしたなか、山川の母校・富士大学の元監督、青木久典氏が放った発言が議論を呼んでいる。山川の恩師でもある青木氏は、東スポの取材に対して、
「こんな言い方をしてはいけないのかもしれませんけど、聖人君子ってごくわずかだと思うんです。彼も大きな過ちを犯した。そこはしっかり謝罪して、制裁を受ける。その上でまたチャンスをいただけるのであれば恩返しをしてほしい」
と擁護。青木氏は、山川の謹慎期間中に「どんなことがあっても野球だけは続けろ」と、山川が野球をやめないように説得を続けたことも明かした。しかし、この発言に対してネットニュースのコメント欄では、
《たぶん誰もプロ野球選手=聖人君子などとは思っていないと思いますよ。酒に酔って暴れ出す人もいるだろうし。山川選手の行動において、その反省と謝罪のやり方に違和感を覚えるのですよね》
《山川選手がしたことは、「聖人君子な人などそんなにいるわけがない」という言葉で片付けられるボーダーラインを超えてしまってる行いだと思いますが…。女性の一生に残る傷を心と体に与えた人です》
《不起訴処分になったとはいえ、女性とトラブルになったのは事実であり、相手側も嫌な思いをしたから警察に訴えたんでしょう??? それを「聖人君子ってごくわずか」って軽い言葉で片付けるべきではない》
など、違和感を表明する声が殺到。SNSやネットでの反応を見る限り、女性問題による山川のネガティブなイメージは、まだまだ払拭されていないようだ。
また、山川が球団を通じて発表したFA宣言のコメントについても、「野球を続ける動機付けばかりで反省の言葉がない」などと批判があがる始末。
恩師の青木氏まで思わぬところで巻き込んでしまった山川だが、どの球団に進もうと、結果で批判の声を跳ね返していくしかなさそうだ。
( SmartFLASH )