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「べらぼうに高い!」水原一平氏「30万~50万ドル」年収に驚く元メジャーリーガー通訳「現在の相場は」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.24 16:00 最終更新日:2024.03.24 16:00

「べらぼうに高い!」水原一平氏「30万~50万ドル」年収に驚く元メジャーリーガー通訳「現在の相場は」

通訳として水原一平氏(左)を信頼していた大谷翔平だが…(写真・AP/アフロ)

 

 MLBが正式に調査を開始し、大スキャンダルに発展しつつある、大谷翔平の元通訳・水原一平氏による違法賭博問題。大谷を支えてきた“相棒”に注目が集まるなか、さまざまな報道が出ているが、なかでも多くの人を驚かせたのが、水原氏の「年収」だ。

 

 米メディアESPNによると、水原氏は年間30万ドルから50万ドル(約4500万円から7500万円)の報酬を得ていたという。

 

 

「そんなにもらっているのかと、たいへん驚きました。めちゃくちゃ高い額だと思います」

 

 と語るのは、かつて日本人メジャーリーガーの通訳をつとめていた人物だ。

 

「私が通訳をしていた2000年代では、通訳の報酬はせいぜい500万円程度でした。それから10年以上が経ち、アメリカの平均年収も上がっているとはいえ、現在でも年間800万円から1000万円程度が相場だと思います。そう考えると、水原さんのもらっていた額は、べらぼうに高い!」

 

 水原氏は大谷の専属通訳であり、ドジャースの球団職員でもあった。球団が用意した通訳ではなく、選手が指名した通訳であれば、選手の年俸に応じて報酬も高くなる傾向はあるという。ただ、それにも限度があり、水原氏の場合、球団とは別に大谷からも報酬を得ていた可能性がある。

 

「通訳の地位向上という意味では、高い報酬を得ることは決して悪いことではない。ただ、今回は、自由に使えるお金があったことで、結果的にこういうことになってしまったのではないでしょうか」(同前)

 

 そして、今後の大谷についてはこう語る。

 

「通訳という仕事は、選手の言葉を正確に伝えるということが大事ですが、同時に選手との“相性”も非常に重要です。シーズン中は多くの時間を共有するので、性格が合わないと選手がストレスを感じることになる。なので、通訳としての実力はあっても、シーズン途中で解雇されるケースも多くあります。

 

 大谷選手には現在、ドジャースの職員で前田健太投手の通訳もつとめた人物が臨時でついているようですが、今後はまた、自分で通訳を探すことになるかもしれませんね。ただ、あれほど信頼していた人物の裏切りだけに、相当なショックを受けていることは間違いない。これがプレーに影響しなければいいんですが……」

 

 韓国遠征を終えたドジャースは、3月29日(日本時間)のカージナルス戦から本格的にシーズンが始まる。この状況で、大谷はプレーに集中できるか――。

( SmartFLASH )

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