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「重罪を軽視」引退届提出の藤田菜七子、師が“号泣”エピソード明かすも「そもそもスマホを持ち込まなきゃ」集まる批判

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.10.11 17:42 最終更新日:2024.10.11 17:42

「重罪を軽視」引退届提出の藤田菜七子、師が“号泣”エピソード明かすも「そもそもスマホを持ち込まなきゃ」集まる批判

引退届を提出した藤田菜七子騎手(写真・共同通信)

 

引退届は私の万年筆で大泣きしながら書いていた。辞めたくないよ、菜七子だって。俺は死ぬまで、泣きながら菜七子が引退届を書いていた姿を忘れない」

 

 10月11日、茨城県のJRA美浦トレーニング・センターで取材に応じたのは、JRAの藤田菜七子騎手の師匠である根本康広調教師だ。「藤田騎手は本当はまだ辞めたくないと思う」という内容を繰り返し、無念の表情で語っていたという根本師の談話は、各紙が報じている。

 

 藤田騎手は9日、「文春オンライン」で、調整ルームで居室内持ち込み禁止の通信機器を使用、通信アプリで外部と複数回、通信していた疑惑が報じられていた。

 

「レース前にスマホなどの通信端末を預けることは、八百長のような不正を防止するために義務づけられていますが、藤田騎手はこの規則に違反した形です。こうした報道を受け、彼女は10日に騎乗停止処分を受けており、その日の夜に“電撃引退”を表明したんです」(競馬担当記者)

 

 

 通算成績3897戦166勝(重賞1勝)。JRA女性騎手として最多勝利をあげている人気騎手の、突然の引退に、競馬ファンは大きなショックを受けている。

 

「1回処分を受けて、また週刊誌で取り沙汰されて、2回の処分を受けるのはおかしいし、逃げたと思われるのも私としてはとても不本意だし、これだけは違うと伝えたい」

 

 根本師はこう言って、弟子を擁護する言葉を口にしていたが、Xでは彼に対しての批判の声が飛びかっている。

 

《残念だけど大泣きとか微塵も関係ないし、この“師匠”とかいうのや周りがどれほどこの重罪を軽視してるのかを表してる》

 

《本末転倒! 納得いかない? だったらキチンと会見でも開いて ファンに向けてでも釈明すりゃあいい 総てにおいて甘ちゃん》

 

《そもそも…そもそもスマホを持ち込まなきゃ、こんな大変なことにはならなかったんよ》

 

 ルール違反を厳しく糾弾する声が多い一方で、人気騎手だけに、引退の決断を惜しむ声も投稿されている。《一定のペナルティ受けるだけでいいよ。「通信機器持ち込んで、マジで八百長した」のときでしょ、即引退は》などの声もあるが、Xを見る限りは少数派だ。

 

 競馬界の激震は、さらに続いていくのか――。

( SmartFLASH )

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