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佐々木麟太郎の妹、巨人女子チーム入団へ!恩師は大谷翔平の父、将来は兄譲りの海外志向「女子野球を世界に広めたい」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.02 15:52 最終更新日:2025.01.02 15:52

佐々木麟太郎の妹、巨人女子チーム入団へ!恩師は大谷翔平の父、将来は兄譲りの海外志向「女子野球を世界に広めたい」

花巻東高でプレーする、佐々木秋羽(写真・共同通信)

 

 来季の読売ジャイアンツ女子チームに “大物” が加わることになった。岩手県の花巻東高校3年、女子硬式野球部の佐々木秋羽(しゅう)内野手だ。

 

 父は、花巻東高硬式野球部で菊池雄星投手や大谷翔平選手を育てた佐々木洋監督。兄は、花巻東高で高校野球史上最多とされる140本塁打を放ち、現在はアメリカの超名門スタンフォード大でプレーする麟太郎内野手だ。

 

 まさに絵にかいたような野球一家で育った秋羽が野球を始めることは、必然だったのだろう。兄・麟太郎の背中を追うように小2で野球をはじめ、中学では金ケ崎リトルシニアでプレー。当時の監督はなんと、大谷翔平の父・徹さんという贅沢さだ。

 

 

 また、クラブチームでプレーするだけでなく、中学の部活では陸上部に所属していたという。県の総合体育大会の100mで13秒21の記録を出し、4位入賞を果たすほどの俊足だ。

 

 花巻東高に進んでも、主力として活躍し続けた。2024年8月におこなわれた第28回全国高校女子硬式野球選手権大会では、主将としてチームをけん引し、見事、準優勝に導いた。その実力は、9月23日におこなわれた「高校野球女子選抜」対「イチロー選抜」にも選出されるほどだった。

 

「自宅に帰れば、父・洋氏と兄・麟太郎から野球を教えてもらい、中学では大谷翔平の父・徹さんからプロの考えを学ぶことができた。これ以上ない環境で野球に接してきたと思います。だから彼女は、自然と野球に向き合うことができたし、成長できたんでしょうね。

 

 また、野球だけでなく、陸上の短距離を学んだことで、スピードという、麟太郎にはない大きな武器も手に入れることができた。これは父・洋氏の『野球だけでなく、いろいろなことにチャレンジする』という教えからだったのだと思います。

 

 麟太郎もすぐにプロに行くのではなく、スタンフォード大に行って見聞を広げようとしていますし、兄妹で通じる部分があると思います」(スポーツ紙記者)

 

 2月からは読売ジャイアンツ女子チームの練習に参加するが、背番号は「尊敬と憧れの両方がある」という、元巨人の松井秀喜がつけていた55番に決定した。

 

 進学する筑波大学では「将来、女子野球を世界に広めていきたいので、英語を学びたい」と決意のほどを語っている。秋羽内野手は強い決意を持って「クラブチームと大学」という “二刀流” に挑戦する。

( SmartFLASH )

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