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長友佑都「5回めのW杯に行っている」発言に “盟友” も驚愕…改めて称賛される「ポジティブモンスター」ぶり
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長友佑都(写真・アフロスポーツ)
『報道ステーション』(テレビ朝日系)のスポーツコーナーで、2月19・20日と2夜に分けて放送された『長友佑都×内田篤人』の対談が、多くの視聴者・サッカーファンから絶賛されている。
第1夜は、38歳とサッカー界では大ベテランとなったいまも燃え続ける長友が「ベテランになるとチームのことがどうとか丸くなって、なんかチーム全体のことを考えないといけない風潮があるじゃない。俺は『なにを言っているんだ』と。尖ってなんぼだろ、ベテランだから尖るんだ」と内田に “尖り” のススメ。この後も “長友節” を炸裂させ続けた。
続く20日の議題は “最強日本代表” について。内田の忖度なしで、突っ込んだインタビューが冴えわたる。
日本代表は、2026年中南米W杯アジア最終予選グループCで5勝1分けと断トツの首位を誇っている。3月20日にバーレーン戦に勝てば、世界最速で8大会連続で本選出場を決める。長友は、メンバー選考で常に26人に入り続けているが、ベンチ外が続いていることも事実だ。
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ここが気になる内田は、「ずばり聞きますけど、代表の試合出てないですけど、どう思ってるんですか?」と直球の質問を投げつけたが――。
「長友選手は『正直ね、なんの焦りも心配もしてない』とあっさり。次の2026年のW杯についても、『自分のなかでもう5回めのW杯行ってる』『行って活躍しまくってる』と、脳内ではすでに “参戦済み” だというのです。変わらぬ長友節に、内田さんもタジタジという反応でした」(スポーツ担当記者)
たんなるビッグマウスかと思いきや、この後に「すでにW杯に行っている」の理由を明確に説明する。
アジア最終予選での日本は3バックを採用しているが、両サイドには「守備的な選手を置く必要はない。アジア相手にはボールを保持して攻撃的に行けるから」(長友談)という。
つまり、相手が格下であるがゆえに、守りを武器とする長友の起用は少なく、三笘選手や堂安選手など攻撃的な選手が起用されてきたと見ているのだ。
しかし、W杯本番はそうはいかない。長友曰く、「(世界には)ウイングにめちゃめちゃ足が速いエムバペ(フランス)とか、ヴィニシウス(ブラジル)とか来る可能性もあるわけ」となる。
こうした格上相手には、守る時間が長くなると予想されるからこそ、本番では守備力の強い自分が必要だとし、そのシミュレーションを踏まえて「すでにW杯に行っている」と断言したわけだ。
この説明に脱帽したサッカーファンは多数。Xでも大いに盛り上がっている。
《長友佑都…しびれたね。 10回繰り返して観たよ》
《佑都くんはどこまでも長友佑都だ。カッコイイな。私にも佑都くんが5回目のW杯出場する姿が想い描けるよ》
《長友選手かっけぇ!!》
最近、長友はファンと写真を撮るとき、手のひらを広げ、「5」のポーズをとるという。すかさず内田が「背番号5?」と聞くと「それもあるけど、5回めのW杯に行ってますから(笑)」と答えるそうだ。さらに「(子供も5人め目指し)トリプル5でいきますか」と笑わせた。
プレーは誰よりも激しく、ギラギラ感もまったく衰えを見せない38歳。さらには、ロジカルな視点も披露した。もし5回めの出場となれば、8人めの快挙となる。