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「やり直しやな、これは」立浪和義氏、YouTubeスタートも「カタすぎる」とまさかのTAKE2を連続アップ

監督時代の立浪和義(写真・時事通信)
3月3日、中日ドラゴンズの前監督、立浪和義氏が自身のYouTubeチャンネル『tatsunami Channel』を開設。しかし、1回目の内容が「カタすぎて」納得がいかなかったようで、同日夜に、まさかの撮り直し動画をアップする異例の展開となった。
「記念すべき1回目の動画で、立浪氏は、『みなさん、こんにちは。立浪和義です』と挨拶すると、まずは自身がドラゴンズの指揮を執った3年間の不甲斐ない成績を謝罪。今季から井上新監督が率いる新生ドラゴンズへのエールを贈ると、アシスタントとして、『サンデードラゴンズ』(CBCテレビ)などで活躍する加藤愛アナウンサーをカメラの前へ呼び出しました。
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立浪氏は、今後、加藤アナと一緒にやっていくというYouTubeで、野球の話をしていくつもりはないと明言。他ジャンルのスポーツを観に行ったり、選手と対談したり、『いろんな企画にチャレンジしたい』と意欲を見せました。その後も、敬語混じりで話を進める立浪氏に対して、スタッフが『(立浪氏のノリが)カタいような気がする』と指摘。これに加藤アナも『いつもの立浪さんじゃない感じがする。違う人と喋ってるみたい』と同調しました。
それを受けて、立浪氏は『やり直しやな、これは』と一言。最後に《固すぎるのでやり直します TAKE2へ 本日19:00 UP予定》とのテロップが出て終わるという、試行錯誤感満載の初回となりました」(スポーツ紙記者)
そして、同日夜、予告通りに「TAKE2」がアップされた。
「TAKE2の冒頭の内容は1回目とほぼ同じながらも、立浪氏も加藤アナも初回より、くだけた感じで対話をスタート。テレビはあまり観ないという立浪氏は、『YouTubeも(自分が)叩かれてるから、あんまり観ない。だから、どうしてもNetflixとかU-NEXTに走るんですよ』などと発言。韓国ドラマが好きという話から、『「冬のソナタ」を流行らせたのは自分じゃないかと思ってる』と語るなど、1回目の動画より笑顔を多く見せ、くだけたトークを展開しました。さらに、こちらの動画の終盤では、次回企画が、立浪氏の熱狂的な『ファンの自宅に突撃』というドッキリ企画であることも明かされました」(同)
こうして同じ日に2本の動画をアップし、YouTubeチャンネルをスタートさせた立浪氏。監督時代の3年間は明るい顔があまり見られなかったミスター・ドラゴンズの新たなチャレンジに、コメント欄では、
《YouTubeの自己紹介を撮り直すの世界初だろwやばい面白くてハマりそうw》
《散々叩かれて辛かっただろうけどこうやって野球ではない話題で楽しそうにしている立浪さんが見れて嬉しい》
《立浪さんの笑顔が見れて嬉しいです。温泉&グルメの旅シリーズが見たいです》
《批判したくないから野球の話以外をやりたい。この言葉で3年間どれだけ苦しんできたのか想像できます。。でも、いつかは立浪さんのスタンスで野球を語ってください。いちファンとしてずっと応援してます!!》
など、応援コメントや喜びの声があふれた。
「立浪さんは、TAKE2でも改めて元プロ野球OBのYouTubeでやっているような『順位予想』や『試合の振り返り』などは批判ばかりだとして、『そういうことは一切したくない』と明言。自身は、野球以外のテーマでYouTubeをやっていきたいと語りました。球団史上初の3年連続最下位という不名誉な記録を残してしまった監督時代は、とにかく叩かれ続けました。腐っても現役時代は『ミスター・ドラゴンズ』と呼ばれた男。そんな立浪さんが久々に見せてくれた笑顔に、ほっこりしたファンが多かったようです。
元プロ野球選手のYouTubeチャンネルといえば、古田敦也さんをはじめ多くのレジェンドが挑戦しています。しかし当然、内容は野球がメイン。立浪さんが今後も“野球以外”をメインにするということであれば、市場競争の激しい野球YouTuber界隈の中で、新たなジャンルを切り開くことになりそうです」(同)
竜のごとく登録者数を増やしてほしいものだ。