
村上宗隆(写真・共同通信)
シカゴ・ホワイトソックス所属の村上宗隆内野手が7月26日(日本時間27日)、ヒューストン・アストロズ戦で5打数3安打2本塁打、自己最多となる6打点を挙げる活躍を見せた。2本塁打は、MLBオールスターを経て復帰後、12試合めで待望の一発だった。加えて始球式では村上の両親が登場した。
「その両親が見守るなかでの大活躍となり、まさに最高の親孝行でしたね。とくに2本めの本塁打は今季22号で、大谷翔平が記録していた日本人選手初年度での最多本塁打に並んだことになります。
村上の活躍と共に話題となったのが父・公弥(きみや)さんと母・文代(ふみよ)さんによる始球式です。公弥さんが投げた球はショートバウンドになってしまいましたが、文代さんはストライク投球で、村上ががっちりと受け止めました」
その後親子3人による記念撮影となったが、身長188cmの村上と並んでもそれほど差がない両親の恵まれた体格に、驚くファンも多かった。
「とくに米国のファンに驚かれたのが文代さんの背の高さです。文代さんは長身を活かして、高校時代にバレーボール選手として活躍しています。
公弥さんも元高校球児でしたが、肩を痛めて選手を断念。現在も野球とのかかわりは続いていて、地元熊本の『熊本東リトルシニア』の副理事を務めています。地域野球の振興や子どもたちの育成にも力を注いでいるそうです。村上選手も『熊本東リトルシニア』を卒団しています。
またご両親が大柄だけに村上さん以外の兄弟も同様。村上家は友幸、宗隆、慶太の男三兄弟ですが、身長は順に、193cm、188cm、190cmと、MLB選手の宗隆がいちばん小柄なんですよ。
兄弟とも野球経験者で、友幸は東海大を経て社会人野球テイ・エステックでも投手として活躍。プロからも注目される存在でしたが指名はなく、2022年に引退しています。九州学院(熊本)の3年時にドラフト指名の期待がかかった慶太でしたが、残念ながら彼も指名はされませんでした。その後日大に進み、190cm、100kgの大型一塁手として活躍。今年のドラフトでも注目される存在です」(スポーツ紙デスク)
息子3人を注目の存在に育て上げただけあって、特別な教育方針があると思いきや「ごく普通の躾だったようです」と、前出のデスクは続ける。
「3兄弟とも野球の強豪校に進学しています。公弥さんも高校球児だっただけに、野球の指導には口を出したかったでしょう。でも一切やらなかった。すべてを学校に任せたといいます。文代さんも教育方針については学校任せで口を出すことはなかったと言います。時代も変わり、学校や野球部の監督に怒られようものなら、『ふざけるな』と学校に怒鳴り込む親もいる現代とは違い、村上家の両親の方針は『怒ってもらえるなんて有り難い』といったもの。まさに“昭和的”だったと言います。
ただ、打ち方だけは別だったようです。もともと右利きの村上に公弥さんが『左の方がいいんじゃない?』とアドバイスしたとか」(同前)
父の“眼力”がなければ令和初の三冠王は誕生しなかっただろうし、“メジャーリーガー村上”も見ることはできなかっただろう。
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