
大谷翔平(写真・共同通信)
ドジャースファンにとって朗報がもたらされたのは、9月1日(日本時間2日の早朝)のことだった。
首を痛めていたウィル・スミス、右ひじ痛のダルトン・ラッシングの両捕手に加え、先発として11勝を挙げていたジャスティン・ロブレスキー投手が負傷者リスト(IL)から復帰したのだ。
さらに、この日からベンチ枠が26人から28人に拡大することで、アレックス・フリーランド内野手のメジャー再昇格が決まった。
「なかでも大きかったのが、正捕手のスミスの復帰ですね。首の炎症ということで6月6日(同7日)の試合を欠場したものの、当初の予想では1〜2試合休めば復帰できるというものでした。ところが、その後の検査で思わぬ重症だと発覚。結局、復帰までに3カ月もの時間を要しました。スミスの場合、投手陣も全幅の信頼を置く正捕手というばかりでなく、打撃も全30球団のなかで屈指の実力の持ち主だけに、復帰の意味合いは大きいです」(スポーツ紙記者)
一方でメジャー枠が2人増えたとはいえ、一気に4人が昇格したため、玉突きで2人が枠を空けなければならなかった。今回はアレック・トーマス外野手のマイナー降格と、ベン・ロートベット捕手のDFA(事実上の戦力外)も合わせて発表された。このうち、ロートベット捕手の処遇については、賛否両論が巻き起こっている。
「彼は8月3日(同4日)のトレード期限直前に再移籍してきたものの、ここまで控え捕手として16試合に出場し、打率.185、OPS.370と打撃面での貢献度は低かったのです。
ただ、昨季も離脱したスミス捕手の代役としてメジャー昇格し、巧みなインサイドワークで投手陣の好投を引き出しました。ポストシーズンでも攻守で存在感を示し、球団初の連覇に貢献しました」(同前)
現地記者はこう評価する。
「大谷や山本との相性もよかったですね。山本とバッテリーを組んだ昨季9月6日(同7日)のボルチモア・オリオールズ戦では、9回2アウトまで無安打投球の好投をアシスト。惜しくも大記録は逃しましたが、リード面ではむしろ評価が上がったほどです。
大谷とも2試合バッテリーを組み、2試合11イニング無失点という相性のよさを見せていました。ラッシングはまだ若く、荒々しさが残るため、大谷としてもロートベットとコンビを組むことには安心感があったようです。
当然、2025年オフも契約更新と思われていましたが、まさかのDFAを経てシンシナティ・レッズに移籍することになってしまいました。その後、紆余曲折を経てメッツへ移籍したものの、2026年8月3日にチェイス・マクダーモットとのトレードで再びドジャースに復帰。しかし、今回、まさかの3度めのDFAとなりました。球団の考え方に異議を唱えるファンは多いようです」
それは日本にいるド軍ファンも同じようだ。Xでも
《ロートベットDFA意味わからん》
《ロートベットまた出されちゃったんか。仕方がないとはいえ、ケガ治ってないラッシングを無理やりねじ込んでまで放出する必要があったのかは謎だね。》
《ロートベット。本当に申し訳ない。大好きだよ、投手も安心して投げられると高評価だったのに私はラッシングよりロートベットのプレイの方が好きだよ》
と、彼の離脱を悲しむ声が殺到している。はたして、この采配はド軍3連覇につながるのだろうか——。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







