
大谷翔平(写真・桑原 靖)
現在5連勝中のロサンゼルス・ドジャースだが、心配なニュースが飛び込んできた。9月8日(日本時間9日)、ホームで迎えたシンシナティ・レッズ戦のスタメンから外れることが発表されたのだ。
大谷は、左膝・右上腕部の違和感があったため、9月3日(同4日)のセントルイス・カージナルス戦から、今季最大となる4試合を欠場していた。そして、9月7日(同8日)のレッズ戦に1番指名打者として復帰したが、わずか1試合でベンチスタートとなった。「もしかしたら、またベンチに戻るのでは」といった兆候は、復帰戦後の会見で現れていたという。
「多くの記者に囲まれた大谷は、『膝と腕に違和感や痛みを感じているが、(バットの)振り方次第でなんとでも改善はできる範囲のことでもある。いままで自分がやってきたものを変えなければいけない部分もあるけど、そこも含めて引き出しの多さにつながる』と話したわけです。
ということは、いまだ痛みをごまかしながらプレーしている。会見後には、多くの記者から『思い切って、長い休みをとったほうがいいのではないか』といった声が聞かれました」(現地記者)
違和感や痛みがあっても出場しながら直していく。この矛盾した考えが最悪の結果を招いたとわかったのは、9月3日(同4日)のカ軍戦だった。
「大谷はこの試合で4打席連続の三振を喫するわけですが、目を覆いたくなるような内容でした。スイングに力強さはなく、“波打っている” という表現が当てはまるほどでした。誰の目にも体の不調は明らかで、4三振めの打席では、ファールを打つたびに手を振って痛みをこらえていたほど。これはかなりの重傷だとわかるわけです。
ところが、デーブ・ロバーツ監督は『みなさんと同じように、ショウヘイがスイングしてボールが当たるたびに震えているのを見た。今後、彼と話し合う必要があるだろう』と言って報道陣を呆れ返らせたんです。
なぜそこまで悪いと思うのなら、すぐにでも駆け寄って打つことを止めさせなかったのか、と。とても監督のコメントとは思えませんでした。大谷は痛いところがあっても、とにかく試合に出たがります。それを止めるのが監督であり、チームの首脳。でも、現在のド軍には言える人が見当たらず、そこが問題なわけです。
その結果、わずか1試合だけ出て、またもベンチに逆戻りしてしまった。いまからでも大谷に対して “命令” できる人物が現れることが待たれます」(同)
大谷は今季、もう投げないことを自ら認めている。また、ド軍はナ・リーグ西地区を独走し、優勝は間違いないところ。幸いにして残りの対戦相手で勝率5割を超えているのは同地区のサンディエゴ・パドレスだけで、あとは下位チームばかりだ。
今季は「(勝率5割以下の)弱い者にはめっぽう強く、強いものにはからっきし」のド軍だけに、日程的にも恵まれている。となれば、大谷を休ませる条件は揃っているのだが……。
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