
ヒットを放った小園海斗(写真・馬詰雅浩)
たったひとつの間違った判断が、すべての歯車をおかしくしてしまったということか。プロ野球・広島東洋カープの小園海斗内野手のことである。
きっかけは、グラウンド外のことだった。1月、当時広島東洋カープの内野手だった羽月隆太郎氏が、指定薬物に認定されている「エトミデート(通称・ゾンビたばこ)」を使用したとして逮捕された。この事件では、羽月氏に薬物を提供した売人の男も逮捕。本誌「SmartFLASH」はこの男と小園らが同席している写真を報じたが、彼はその後も沈黙を続けた。
「同じく、売人の男と写っていた広島東洋カープの矢野雅哉は“禊”の意味も込められた登録抹消となりましたが、小園に対するペナルティはなし。やはり、2025年の首位打者であり、2026年のWBCでは侍ジャパンのメンバーとなった“チームの顔”を、抹消することはできなかったのでしょう。
しかし、小園としては“針のむしろ”という状況下でのプレーで、メンタルをやられてしまいました。首位打者の打撃は影を潜め、守備でも信じられない凡ミスを連発しました。結果、首脳陣は小園を8月18日に登録抹消としましたが、あまりにも遅すぎました。球団には非難の声が相次ぐ結果となったのです。
それでも、小園本人はいまだに釈明の言葉を発していません。結局、このことによってファンの広島離れが加速することとなりました」(スポーツ紙広島担当記者)
さらに“苦境”は続く。
「モデルでインフルエンサーの妻・渡辺リサさんとはおしどり夫婦として有名でしたが、8月31日、離婚を発表しました。それまでは仲むつまじい姿を互いのInstagramに投稿していましたが、いまでは夫婦一緒の写真はほぼすべて削除されています。
野球選手としての信用や活躍の場、夫、父親としての立場、小園はそれらすべてを失った格好になっています」(同前)
小園の今後はどうなるのか。
「おそらく、登録抹消のまま今季は終了するでしょう。問題は来季です。もしかしたら最初は2軍で、その後、“禊”が済んだと判断したら1軍昇格ということになるかもしれません。ただし、登録抹消前がそうだったように、大ブーイングが飛んでくることは間違いない。そのプレッシャーに耐えられるかどうか。
最近では『メジャーに行くのでは?』といった報道が出始めました。というのも、2026年1月の契約更改の席で、球団に将来的なMLB挑戦を訴えているからでしょう。彼のFA権取得は、国内が2028年、海外がその翌年なので時間がある。行くには、ポスティングによる移籍しかありませんが、このまま広島に残留しても、小園にとってよくないと球団が判断すれば、認められる可能性は大いにあります。
しかし、周囲には反対意見が多いようです。渡米する年の成績が悪くて、翌年に活躍した選手の例はほとんどないからです。
また、MLBは禁止薬物を使用した選手に厳しいことで知られます。元メジャーリーガーのバリー・ボンズは、成績だけなら満票で野球殿堂入り確定の選手ですが、現役時代の禁止薬物使用疑惑があり、入れていません。こういう選手はたくさんいます。小園も売人と親しかったことなどが伝われば、ブーイングの標的になる可能性は大いにあります。
そして、もしMLBに挑戦して失敗だった場合、帰る球団がないということです。最悪、引退ということも考えなければいけません」(スポーツ紙デスク)
26歳と、これから全盛期を迎えるはずの小園は、どういった判断を下すのか。
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