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貴乃花が輪島さんから指南された「土俵入り」「嫁の条件」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.10.18 06:00 最終更新日:2018.10.18 10:01
「輪島さんから、貴乃花への伝言を頼まれた。『将来のおかみさんになるわけだから、マネジメントのできる女性を娶るように』という内容でした」
元貴乃花親方(花田光司氏・46)が幼少期に活躍した、わんぱく相撲の関係者はそう懐かしむ。
1992年11月、人気急上昇の貴乃花(当時は貴花田)は、女優の宮沢りえとの婚約を発表した。だが、冒頭の輪島さんの伝言が光司氏に伝わったのは、婚約解消後だった。
「当時は、マスコミが大騒ぎしていたころで、なかなか貴乃花(光司氏)と連絡がつかなかった。輪島さんからのメッセージを伝えると、貴乃花は『わかっています。でもすみました』と答えました」(同前)
10月8日、70歳で亡くなった元横綱の輪島大士さん。光司氏とは「輪島のおじちゃん」「光司」と呼び合う仲だった。
平成の大横綱としてキャリアを歩んできた光司氏が活躍し始めたころ、すでに輪島さんは角界を離れていた。だが、小学生のころ、輪島さんから「雲竜型」の土俵入りの手ほどきを受けたことがあるという。相撲に詳しいジャーナリストは語る。
「輪島と貴乃花は両者とも腕が長い力士。相手はまわしが取りにくく、逆に腕が長いほうは相手の体を摑みやすい。2人とも相撲に有利な体型だったといえます」
現役時代の豪遊や、親方時代の金銭トラブルで部屋を廃業せざるを得なかった輪島さん。
角界を追われるように去った点も光司氏と同じだ。光司氏に取り沙汰されている政界入りの噂についても、「輪島さんにも、かつて政界入りの誘いがあったが、本人が断わった」(閣僚経験者)。大横綱2人には、共通点が少なくない。
1996年に石川県でおこなわれた輪島さんの結婚を祝う会で、輪島さんは知人に「光司はちょっと変わってるんだよな」と漏らしたことがある。光司氏の第二の人生を、輪島さんが天から見守る。
(週刊FLASH 2018年10月30日号)