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羽生結弦「足首がゆるゆる」全日本へ出られず連盟激怒

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.06 06:00 最終更新日:2018.12.07 21:30

羽生結弦「足首がゆるゆる」全日本へ出られず連盟激怒

 

「スケート連盟には、羽生に対して『全日本を舐めるな!』と憤っている関係者が多い」(日本スケート連盟関係者)

 

 日本が誇る天才フィギュアスケーター・羽生結弦(23)に何が起こっているのか。事件は11月中旬に遡る。

 

 グランプリシリーズ(GP)ロシア杯で練習中に転倒し、右足首を負傷した羽生。周囲は欠場をすすめたが、羽生本人が並々ならぬ決意を持って強行出場。しかし、代償はあまりにも大きかった。

 

 

 診断は、「右足関節外側靱帯損傷、三角靱帯損傷、右腓骨筋腱部損傷で3週間の安静固定。その後のリハビリ加療に約1カ月を要する見込み」。

 

 結果、GPファイナルは欠場、全日本選手権の出場も事実上、絶望的となってしまった。

 

 じつは、12月20日に開幕する全日本選手権は、「史上最高の大会になる」と期待されていた。説明不要の羽生、平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)、さらには、引退から電撃復帰した高橋大輔(32)と、日本が誇るビッグ3が、久々の揃い踏みとなるからだ。

 

「ロシア杯ではドクターから『滑ったら、さらに悪化する』と忠告されたのに出場。問題は止められなかったオーサーコーチ以下、スタッフにある。

 

 羽生自身も、『2017年のNHK杯以降、弱かった右足首がさらにゆるゆるになってしまった』とこぼしていたことをスタッフは知っている。

 

 実際に演技構成では、右足で踏み切るジャンプを回避している。もしあのとき止めていたら、全日本には間に合ったかもしれない」(担当記者)

 

 究極の負けず嫌いゆえに、全日本より目の前の勝負を優先したと信じる「ユヅリスト」は多い。だが、連盟関係者は「強行出場の理由は別のところにある」と指摘する。

 

「ずばり、全日本選手権出場の回避ですよ。羽生が出場する大会は多くのスポンサーがつくし、視聴率もいい。彼がいることで潤う人が多い。半面、その言動やチーム羽生の傲慢ぶりを煙たがっている人が多いのも事実。それは日本人ジャッジも同じ。

 

 実際に最後に出場した2015〜2016年シーズンの全日本では、世界最高得点(330.43)で優勝したGPファイナルより、44点も低い点数(286.36)しか出てない。羽生は高得点が出にくい全日本に出たくないのが本音。

 

 ましてや、宇野が完璧な演技を披露し、羽生がミスしたら負けることも考えられる。また、高橋にはトータルの点数では負ける要素はないが、演技構成点では下回る可能性がある。プライドが人一倍高い羽生は、それすらも許せないんです」

 

 しかも羽生は、2016〜2017年シーズンはインフルエンザを、2017〜2018年シーズンは怪我を理由に全日本を欠場している。

 

「世界選手権出場者は、全日本とGPでの結果によって3人が選ばれる。だが羽生は、全日本を2大会連続で欠場しても、実績から世界選手権、平昌五輪に出場している。
 ようするに、全日本に出なくても世界選手権に選ばれると踏んでいる」(スポーツライター)

 

 羽生の本心はどこにあるのか。

 

(週刊FLASH 2018年12月18日号)

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