秋田犬ゴンとトラが振り返る2018年「注目はもふもふタイム」

ゴン（左）とトラ

　大人気の秋田犬兄弟・ゴン（ゴン太）とトラ（寅次郎）が振り返る2018年。第2回はスポーツ界をテーマに対談する！

ゴン「今年はスポーツのビッグイベントが印象に残る1年だったね」

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トラ「平昌五輪では、羽生結弦選手の金メダルをはじめ13個のメダルを受賞しました。兄ちゃんは注目していた競技はあった？」

ゴン「カーリング女子かな〜。代表選手たちの和気あいあいな雰囲気に和んだ！」

トラ「3位決定戦で、イギリスに勝利して初の銅メダルを受賞したんだよね。試合中に使っていた言葉が流行語の年間大賞にもなりました。さて、何でしょう？」

ゴン「カツ丼、カツカレーを食べたい。抹茶アイスも」

トラ「いや、それ全米オープン優勝の大阪なおみ選手の『なおみ節』だから！　たしかに流行語にノミネートされたけど。そもそも平昌五輪じゃない！」

ゴン「んだすな〜」

トラ「そだねー、だよ！　わかってるんじゃん。なぜ秋田弁で言った？」

ゴン「んだすな〜」

トラ「……カーリング女子と言えば、ハーフタイムもほっこりさせてくれたよね？」

ゴン「もふもふタイムね〜」

トラ「もぐもぐだよ！　秋田犬の毛並みじゃないんだから」

ゴン「サッカーW杯で有名になった流行語もありました」

トラ「大迫勇也選手のアレね。開幕ギリギリに西野朗監督が就任して、不安視する報道がされるなかの快進撃でした。大迫選手は初戦コロンビア戦で決勝ゴールを決めて一気にこの言葉が広がりました」

ゴン「大迫、はんくたねぁで」

トラ「さっきから秋田弁が半端ないって！」

ゴン「半端ないといえば、スポーツ界のパワハラや不正問題」

トラ「日大アメフト部の危険タックル問題。日本ボクシング連盟の助成金不正流用などが報道されました」

ゴン「アメフト部は、加害選手が誠実な謝罪会見をしただけに、学校側の対応は悪目立ちしていたな〜」

トラ「部内の不祥事に収まらず、田中理事長の責任も問われました」

ゴン「ボクシングの山根前会長のキャラも濃かったね」

トラ「テレビで、『僕は世界からカリスマ山根と呼ばれてる男』と語ったほどですから。ボクシング界のドンですよ」

ゴン「ボクシング界のゴン？　地元に有利な『秋田判定』しちゃうよ」

トラ「いや、兄ちゃんじゃないよ。『奈良判定』みたいな言い方しなくていいから」

ゴン「田中理事長と山根前会長がコンビを組んだら、最恐の『ジャンガジャンガ……』ができると思うんだけど」

トラ「田中と山根だからって、アンガールズじゃないからね！　確かに日大相撲部の元総監督とボクシング連盟の前会長のコンビって強そうだけど」

ゴン「東京五輪が目の前に迫っているのに、心配になっちゃうよね。レスリングの栄元強化本部長、体操協会の塚原夫妻のように、注目の競技から次々にパワハラ報告が上がってきたから」

トラ「相撲界も激動の1年だったんじゃないかな。2017年の日馬富士の貴ノ岩暴行事件から、年明けには、貴乃花親方の理事解任、日馬富士引退、貴乃花一門の解体、貴ノ岩の付き人暴行……。1年の間に暴行被害者が加害者になってしまうとは、誰が想像できたか」

ゴン「今年は、初めから終わりまで元貴乃花親方がニュースの中心だった印象だね。まさか、一門を解体したかと思ったら、景子夫人との離婚、長男・花田優一さんとの確執……。もう相撲でないことでも引っ張りだこ」

トラ「でも、千賀ノ浦部屋に移籍した貴景勝関が、九州場所で初優勝したのは盛り上がった。ちなみに、力士としては小柄な貴景勝は、巡業中、1日1パック分のゆで卵や目玉焼きを食べて、タンパク質を補給して戦っているんだって。兄ちゃんはいつもどんな食事をとっているんだっけ？」

ゴン「カツ丼、カツカレーを食べたい。抹茶アイスも……」

トラ「『なおみ節』はもういいよ！」

秋田犬ゴンとトラ
　ゴン太（3歳）と寅次郎（2歳）の秋田犬兄弟。２匹の愛くるしい姿がSNS上で話題となり、写真集『秋田犬ゴンとトラ　あきたけんじゃないよ　あきたいぬだよ』（講談社）が発売。秋田県湯沢市の観光物産大使に就任した。最新情報は公式Twitter（@akitainubrother）、公式Instagram（@ akitainu_gontora）に