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大坂なおみ、コーチを捨てた理由は「粘着質すぎて…」スポーツ 2019.02.21

大坂とサーシャ・バインコーチ(写真:AP/アフロ)

 

「かまわれる」のが嫌いな女と、「かまいたい」男。


 2018年は、練習でも罰ゲームを与えるなど笑顔が溢れていたが、いつしか2人の間には大きな溝ができ、次第に会話も少なくなっていった。

 

 

「いい流れのときは、やり方を変えない」

 

 これは、スポーツ界では定説となっている。しかし全豪を制し、世界ランク1位となった大坂なおみ(21)は、サーシャ・バインコーチ(34)と袂を分かつ道を選択した。

 

 突然の離別に多くの臆測が飛び交った。なかでも関係者が口を揃えるのは、「コーチへの報酬で揉めた」とのこと。

 

 コーチの契約形態はさまざま。トップ選手のコーチなら、賞金の10%~15%の報酬が得られる。錦織圭(29)のコーチであるマイケル・チャン(46)の場合、これに1日50万円の報酬が加わる。だいたい年間20週ほど同行するので7000万円。合わせれば1億円を超える。

 

「バインはもともとヒッティングパートナーで、コーチ経験は大坂が初めて。しかも、就任した2017年12月の大坂の世界ランクは72位。これからの選手と組むのに、最初から高額な報酬を望めるわけがない。

 

 だがその後、大坂のランクは急上昇。バインも、昨季のWTAの年間最優秀コーチに輝き、『私も見てほしい』と、ほかの女子選手から依頼が多数寄せられていた。

 

 要するに、『今が自分を高く売るチャンス』とばかりに、金銭面のアップを要求したのでしょう。だが、大坂側は要求が高額すぎたため、契約を打ち切ったというのが真相では」(テニスライター)

 

 しかし「金銭面ではない。全豪でも10%の報酬だった」と、大坂のマネジメント会社の関係者は断言する。

 

「確かにバインによって大坂は技術、メンタル面ともに成長した。でも、コーチとしてここまで成功したのは初めてのこと。決定的だったのは、バインがその成功体験に自信を持ち、必要以上に大坂に粘着したこと。

 

 つまり、自身が優秀なコーチである証明を世界に示したく、大坂をなにかとコントロールしたがった。

 

 でも大坂は、必要なとき以外はなるべく1人でいたい性格。「かまわれる」のを嫌がる大坂と、「かまいたい」バイン。そこに軋轢が生まれてしまった。

 

 現在、チーム内で絶大な力を持つのは、マネージャーのスチュアート・ドゥグッド。彼にバインの処遇を相談したうえでの判断でもあった。大坂は、成功のいちばんの要因は『フィジカルの強化』と自負している。

 

 メンタル面はすでに克服し、いまさらトレーニングの必要はないと。コーチの序列も、フィジカル担当のアブドゥル・シラーがトップで、次第にバインを疎ましく思っていったのでしょう」

 

 気になる今後のツアーは、吉川真司女子日本代表コーチ(41)が同行する模様だ。

 

「吉川コーチは、大坂がまだ無名だった2013年9月の東レ大会で、誰よりも早くその才能に惚れ込み、協会に全面支援を進言した人物。

 

 言い換えれば、彼の先見の明がなければここまで早く世界のトップに立つことはなかった。大坂だけでなく、一家で吉川コーチを信頼しきっている」(前出・テニスライター)

 

 大きな賭けは吉と出るか、凶と出るか。

 

(週刊FLASH 2019年3月5日号)

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