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江夏豊もサジを投げた「藤浪晋太郎」禁断の“移籍志願”

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.28 06:00 最終更新日:2019.11.28 06:00

江夏豊もサジを投げた「藤浪晋太郎」禁断の“移籍志願”

 

「フォーム改造を促したり、無理せずファームで調整させたりと、球団も “心技体” のいろいろなアプローチで、彼への親心を見せてはいるんです」(阪神担当記者)

 

 阪神タイガースの秋季キャンプには、常任の安藤優也、金村曉の両コーチに加え、中日OBの山本昌氏(54)が、臨時投手コーチとして参加した。投手陣のレベルアップが目的だが、冒頭の “彼” 藤浪晋太郎(25)の再生が、最重要課題だったことは言うまでもない。

 

 

 藤浪といえば、2013年に高卒新人で10勝し、その後も合わせて3年連続で2桁勝利を達成。ところが2016年からは7勝、3勝、5勝と落ち込み、2019年は0勝。大谷翔平(25)との “同期対決” で、リードしていたころの姿は見る影もない。

 

 その原因は、制球難だ。四死球を連発、すっぽ抜けた150km超の速球が、右打者の頭部をかすめることもしばしば。

 

「山本氏のアドバイスは、球を離すときの手首の角度を指摘するなど、制球難への具体的な対処法が多かった。じつは頑固で、あまり聞く耳を持たない藤浪だが、今回は『山本さんから斬新な意見をもらい、参考になった。おもしろかった』と話していた」(同前)

 

 藤浪は、通算219勝を挙げた山本氏から、“技” のきっかけを掴み始めていたのだ。一方、昔から彼の “心” を気にかけている、大物OBがいる。

 

「江夏豊氏です。以前から『阪神の大エースになる』と藤浪の能力を高く評価していました。視察に来た2018年の春季キャンプでも、藤浪の精神面について、多くのアドバイスをしていました。

 

 しかし、記者からその効果を聞かれた藤浪は、『特には』と響いていない様子で。キャッチボールの重要性についても説いていたのですが、江夏氏も『(彼は)本気でやっているようには思えない』と嘆いて、サジを投げたような状態だったんです」(専門誌記者)

 

 そしていま、藤浪の「心の揺れ」が、思わぬ方向に広がりつつある。専門誌記者が続ける。

 

「藤浪は、チーム自体には不満を持っていないのですが、つねに多くの記者が詰めかける、関西の “阪神一色” ムードに嫌気が差しているんです。

 

 近しい人や “タニマチ” に、『環境が合わない。阪神にいると、マスコミは、小さなことでも大げさに新聞に書いてしまう。もう出て行きたい……』と漏らしています。

 

 でも、悲しい話ですよね。ファンや関西マスコミは、『藤浪が復活する日がいつか来る』と思って、見守っているのに……」

 

 近年、労働環境の改善が重視され始めている日本社会。藤浪が、「移籍」という禁断の “働き方改革” を実行する日は近い――。


(週刊FLASH 2019年12月10日号)

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