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西岡剛、元メジャーリーガーが古巣ロッテで屈辱のボール磨き
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.20 06:00 最終更新日:2020.02.20 06:00
「あれ、ツヨシじゃない?」
グラウンドに荒れた部分があれば、トンボをかける。外野に転がったボールを拾い、練習場の隅で一生懸命ボールを磨く。
これが用具係ならば、ありふれた光景だ。しかし、その正体が元ロッテのドラフト1位・西岡剛(35)だから、キャンプを訪れたファンが驚くのは無理もない。西岡は今回、「練習補助員」として参加しているのだ。
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「NPB(日本野球機構)復帰を目指し、2019年から独立リーグの『栃木ゴールデンブレーブス』でプレー中。その栃木からの “派遣組” です。
ロッテ側は当初、OBである “功労者” の参加に、難色を示した。でも本人が、『球拾いでもなんでもします』と。『そこまで言うなら』と、球団が折れたそうです」(ロッテ担当記者)
これには、次のステップを狙う西岡の思惑もあるようだ。
「独立リーグで好成績だったが、NPBからは声がかからず。そこで、古巣ロッテでのコーチ就任も視野に入れている。『なんでもします』は、そういう意味でもあるんです」(同前)
ボールを磨く西岡に、“吉報” が届く日は来るのか。
(週刊FLASH 2020年3月3日号)