4位は、朝日放送のヒロド歩美アナ。
「お父さんは日系オーストラリア人。大学時代にはミス・ユニバース・ジャパン千葉大会で、ベストパーソナリティ賞を受賞した経験もある。兵庫県宝塚市出身で、大のタイガースファン。かつて、藤浪晋太郎投手との交際が噂されたこともあります」(前出・テレビ局関係者)
六甲おろしを英語で歌える彼女には、視聴者から「藤浪と結婚して、彼を復活させてほしい」(20代男性)という声も。
2020年4月から同局の東京オフィスへ異動しているが、これまで『熱闘甲子園』『芸能人格付けチェック』『朝だ!生です旅サラダ』などの全国ネット番組を担当することが多く、地方局アナというより、キー局アナに近い存在といえる。業界内の評価も高い。
「海外生活が長く、本物のバイリンガルなのは魅力」(A局編成担当)
「仕事の、のみ込みや要領のよさが抜群」(B局編成担当)
5位は、MBS毎日放送の清水麻椰アナ。
「同志社女子大卒で、2019年に入社したばかりですが、人気急上昇中。タレントの内田理央似のルックスで『関西らしくなく、都会的』と言われています」(前出・テレビ局関係者)
視聴者からは、地元に根差した活躍が期待されている。
「今宮戎の福娘だったころからのファン」(20代男性)
「次世代の関西のエース」(30代男性)
この上位5人は、いずれもフリー転身の可能性が高いとみていいだろう。
「基本的に女子アナ志望者は、みんな在京キー局のアナウンサーを目指すんです。しかしそれがかなわず、なんの縁もない地方局に入ったアナウンサーは多い。
もちろん地元愛が強く、そこでずっと頑張る人もいますが、地方局で注目度を高めてから独立→東京の芸能事務所へ、というのが典型的なパターンとなっています」(前出・テレビ局関係者)
気になる年収だが、同じ女子アナでも、さまざまなようで……。
「30歳モデルで、在京キー局ならば1000万円以上、準キー局で800万~900万円、ローカル局は500万~700万円。ローカル局でも、規模の小さいUHF局なら300万円台も」(地方局関係者)
6位には、テレビユー山形の渡部有アナがランクイン。
「大妻女子大在学中に、ジャイアンツのマスコットガールで活躍していたことで有名です。山形出身で地元愛が強く、もともと地方局が第一志望でした」(前出・テレビ局関係者)
全国ネットの番組で見ることは少ないものの、地元での人気は絶大だ。
「山形のために頑張ってくれている」(50代男性)
「うちの息子の嫁にぜひ」(50代女性)
7位は、関西テレビの谷元星奈アナ。
「愛知県出身で入社3年め。千葉大在学中には『ミス千葉大』に選ばれ、雑誌『non-no』の読者モデルも経験。入社直後から冠番組を担当し、最初から大物扱いされていた」(前出・テレビ局関係者)
華やかな経歴の一方、こんな声も。
「美人すぎないところに安心感が」(40代女性)
「表に出すぎない雰囲気がいい」(制作会社P)
『所JAPAN』など、全国ネットの番組を担当することが多く、2019年はドラマ初出演も果たすなど、正統派アイドルアナの王道を行く存在だ。
8位のFBS福岡放送・小林茉里奈アナは、元AKB48。5年間在籍したAKB48を2015年に卒業し、2018年に入社した。
「最初は、『なんで福岡に来たの』と思ったけど、ぎこちない感じも魅力で大好き」(20代男性)
「最近、『ハケンの品格』の番宣でダンスを披露した動画がバズりました。さすが元アイドル、キレッキレのダンスでした」(前出・テレビ局関係者)
9位は、あいテレビの河野未来アナ。地元出身で愛媛大卒、学生時代には「みかん大使」に選ばれた、まさに “愛媛の至宝”。
「ほかの地域からやってくる女子アナばっかりだっただけに、応援したい」(30代男性)
「すでに同局のエース的存在。同局には、ほかにも美人アナが多数在籍。女子アナ好きは要チェックです」(前出・テレビ局関係者)
10位の静岡朝日テレビの佐野伶莉アナには、好意的な声が目立った。
「静岡県富士宮市出身で2016年入社。大学時代に『ミス明治学院』に選ばれています」(前出・テレビ局関係者)
「ルックス、性格、アナウンス能力と、地方に置いておくにはもったいないほど」(C局編成担当)
「しゃべり方や立ち振舞いが、ちゃらちゃらしていなくて好感が持てる」(40代女性)
地方局の人気女子アナを見つけるのは楽しいもの。視野を「GoToローカル!」に広げ、“ダイヤの原石” を探す旅に出かけたい。次のページでは、ランキングのベスト30と、惜しくもベスト10入りを逃した注目アナを紹介する。