「今回のライブの開催を提案したのは相方の加藤浩次(45)です。自分も飛び入りでライブに参加し、極楽とんぼを復活させたいと考えているみたいです」(芸能関係者)
1月4日、突然お笑いライブ開催をぶち上げ、下北沢の駅前でビラ配りをした極楽とんぼの山本圭壱氏(46・圭一から再改名)。’06年7月に淫行事件で吉本興業を解雇されて以降、活動を休止していたが、ここにきて復活の狼煙を上げようとしている。
ところが本人は、あまりやる気を見せていないのだという。
「お笑いライブには、構成作家や監督が必要で、昨年11月からひそかに打ち合わせと練習をやっていた。ところが、山本はいつまでたっても練習をしないから、構成作家に叱られたというんです。しかも、照明や音響も決めなくちゃいけないのに、山本は先延ばしばかりする。周りがうまく進めてくれるとでも思っているんでしょうか」(前出・芸能関係者)
昨年秋まで高野山の寺で“修行”生活を送っていたという山本氏は、現在無職。なんとしても復帰しなければいけないはずだが、彼には都内で宝石商を営むタニマチがついている。この人物が、山本氏に東京でのゴージャスな生活をあらかじめ用意していたのだ。
現在、山本氏が住んでいるのは、東京・港区にある超高級マンション。あの志村けんも以前住んでいたという場所で、家賃は40万〜50万円だという。しかもベンツの四輪駆動車もあてがわれていた。最近の山本氏の生活を、音楽関係者はこう話す。
「久々の東京生活を満喫しているようです。広島から連れてきて同居している彼女と2人で銀座をブラブラしたり、芸人仲間ともよく会っている。野々村真とゴルフに行ったり、ペナルティのワッキーらと麻雀をしたり、高級スポーツジムにも通っているようです。本人は何もしなくてもこれだけの生活が送れるので、復帰しなければいけないという動機がないんです」
こうした山本の動きを、所属事務所だった吉本興業はどう見ているのか。
「基本的にうちの所属ではないので、コメントする立場にありません。静観しているだけですよ」(吉本興業広報)
お笑いライブ後は、宮崎のテレビ局で番組出演の話もあるという。復帰への道筋はできた。はたして、チケット申し込みは殺到しているという19日のお笑いライブは、吉と出るか凶と出るか。山本氏の8年半が問われることになりそうだ。
(週刊FLASH 2015年1月27日号)