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土田晃之「ガンダム」の革命的キャラ設定を説明しよう
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.21 20:00 最終更新日:2019.04.23 17:21
ファーストシリーズ放送開始当初には子供だったぼくらが、いまも魅了され続ける「ガンダム」。ハードボイルドのようなキャラ設定や物語性、プラモの独創性……魅力はたくさんある。
『機動戦士ガンダム』テレビ放送40周年を機に、芸能界屈指の「ガンダムフリーク」土田晃之さんが、マイストーリーを語り始めた。
小学4年生のとき、友人とガンダムの話で盛り上がっていた土田さん。そこへやってきたのが、女子の関根さんだった。
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関根さん(以下、関)「なんの話をしてるの?」
土田さん(以下、土)「女にはわからねーよ。ガンダムの話だよ」
関「私、ガンダム、観てるよ」
土「じゃ、聞くけど、ジオン軍と地球連邦軍、どっちがいいもんだ?」
関「戦争にいいも悪いもない。どっちにも戦う理由がある」
土田さんには、関根さんの言葉が響いた。
「俺たちより、関根のほうが深いところを読んでた(笑)。それから、関根の言葉を引用するようになったんです。『戦争にいいも悪いもない』って。
ガンダムのいちばんの魅力は、ストーリーがリアルなところ。戦争を描いているので、リュウさん、マチルダさん、ハモン、ガルマ……。主要なキャラクターが次々と死んでいく。そこをちゃんとフィーチャーして、全部、記憶に残るようなシーンを作っている。
スレッガーなんて、『悲しいけど、これ戦争なのよね』って言う。すごい台詞ですよ。戦争はカッコいいものじゃない、ということを、子供たちに教えてくれているのかなと。
僕は勉強ができなかったので、歴史とかもわからなかったんですけど、戦争が怖いもので、よくないことだ、っていうのはわかった。
それから、沖縄のひめゆりの塔や、広島平和記念資料館、去年は、鹿児島県・知覧の特攻平和会館へ行きました。『この時代は大変だったんだな』と、ガンダムを観て思うようになったんです。
『スーパーヒーロー』ではない主人公がいて、リアルな戦争を描いた。だから、長く愛される作品なんだと思います」
次のページでは、土田さんがストーリーの中心キャラを解説する!