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張本勲さん死去 最後の打席は「申告敬遠」で大拍手「試合をやる限りは絶対に勝つんだ」86歳でも燃え続けた“野球魂”

スポーツ 記事投稿日:2026.09.11 18:15 最終更新日:2026.09.11 18:26

張本勲さん死去 最後の打席は「申告敬遠」で大拍手「試合をやる限りは絶対に勝つんだ」86歳でも燃え続けた“野球魂”

 

 

 プロ野球・東映(現日本ハム)、巨人、ロッテでプレーした張本勲さんが9月9日午後5時、東京都内の病院で死去していたことが9月10日、日本プロ野球名球会が発表した。享年86。

 

 通算3000安打を放った昭和のヒットマンがこの世を去った。張本さんは現役時代に首位打者を7度獲得。1981年限りで現役を退いた後、ロッテの監督要請もあったがこれを断り、以降は評論家としてバックネット裏から球界を見続けた。世代を超えて幅広く野球ファンが知るのはTBS系情報番組『サンデーモーニング』のスポーツコーナーへの出演だろう。

 

「『週刊ご意見番』として元日本ハム監督の大沢啓二さんと一緒に出演。野球に限らずあらゆるスポーツを『あっぱれ』『喝』で評していました。時代が流れて視聴者からの批判が高まっている時も、手を緩めずに『我が道』を突き進んだ人。長嶋茂雄さん、王貞治さんらも直立不動で張本さんの話を聞き入っていました」(同局関係者)

 

 60歳を超えてから広島出身で被爆経験を語り始め、戦争の悲惨さを訴える活動にも力を入れていたが、グラウンドに戻れば根っからの野球人だった。

 

「7月27日に東京ドームで開催された『サントリードリームマッチ』にザ・プレミアムモルツ球団のGMとして参加。5回に代打で登場して1球見送るとそのまま申告敬遠でベンチに下がりましたが、この日いちばんの拍手を観客から浴びていました。

 

 原辰徳さん、東尾修さん、山本浩二さんら監督経験のある球界OBが一堂に会すなかでも『試合をやる限りは絶対に勝つんだ!』と誰よりも燃えていた。始球式では女優・上戸彩さんをしっかり称えていましたね。後輩たちからは『ハリさん、本当にお元気だよね』と驚く者も多かった。『あれからわずか1カ月で、この世を去るなんて誰も思ってもいなかった』と悲しむ声も多い」(球界関係者)

 

 球場では、ベンチに座った張本さんに後輩たちがかわるがわる横に座った。近況報告する彼らに、張本さんは笑顔を見せながら応じていたという。

 

 実は、そんな張本さんの生前墓がある。都内の有名な寺だが、ここには張本さんが“盟友”とする王貞治の親族の墓もあるのだ。地元住民が語る。

 

「没後も、王さんの“お隣さん”となることでしょう。張本さんの親族の方のお墓もここにあり、たまにお見掛けしますよ。張本さんはいつもひとりでベンツを運転してお墓参りされていました」

 

 本誌は、かつて張本さん自身に電話で「王さんの隣にお墓がありますけど、その場所を狙って購入されたのですか」と聞いてみたところ、「いや、偶然なんですよ」と、張本さんは言葉少なに答えたのだった。

 

 これからも多くの野球人の活躍を、時に「喝!」と叱りながら見守ってくれるのだろう。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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