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阪神・史上初のリーグ2連覇! 藤川球児監督“岡田遺産”の揶揄を返上した“落合流”の情報統制采配

スポーツ 記事投稿日:2026.10.06 18:06 最終更新日:2026.10.06 18:06

阪神・史上初のリーグ2連覇! 藤川球児監督“岡田遺産”の揶揄を返上した“落合流”の情報統制采配

球団史上初のリーグ連覇を遂げた阪神・藤川球児監督(写真・共同通信)

 

 プロ野球の阪神タイガースは10月3日、球団史上初のリーグ2連覇を達成した。昼間のデーゲームで広島相手に敗れたものの、ナイターでマジック対象の巨人が敗戦したことで決定したもの。優勝会見やビールかけに参加した藤川球児監督は、あえて周囲をシャットアウトする独自の手法で、偉業を成しとげた。

 

 マツダスタジアムでの敗戦から約4時間後、広島市内のホテルで巨人戦をテレビ観戦していたナインは、別のホテルへ移動。2年連続となる勝利の美酒を味わった。

 

 藤川監督は2024年の秋、岡田彰布前監督の後を継いで、コーチ経験がないまま1軍監督に就任した。1年めからいきなりリーグ優勝をやってのけたが、周囲からは「大半は“岡田遺産”をただ活用しただけ」と揶揄されることもあった。

 

「本人は現役時代、抑え投手だったため、試合中はベンチではなく、おもにブルペンで過ごしていました。『そんな人が采配なんて本当にできるのか』と、周囲は半信半疑だったんです。本人は『認められるには、絶対に2連覇しかない』と闘志を燃やしていたといいます」(球団OB)

 

「勝利のためには不可欠」と、マスコミや球団OBとはあえて距離を取った。前出の球団OBが続ける。

 

「1・2軍の昇降格情報や先発ローテーションの情報漏洩は、2025年同様、選手や首脳陣に対して『絶対に漏らすな』と徹底していました。9月に入って7連敗した直後、甲子園でおこなわれた全体ミーティングでは『チーム打撃を徹底せよ』とシンプルな内容を伝えただけでしたが、それさえも『他言するな』と釘をさすほどでした。

 

 別のタイミングでは『批判されるのもタイガースの宿命』と説いています。もしも優勝を逃すようなことがあれば、全部、自分1人で責任を取るつもりでした。その代わり、徹底してやりたいように振る舞っていました」

 

 理想としたのは、自身が現役時代、何度も優勝の壁として立ちはだかった、中日の落合博満元監督だ。徹底的な情報統制や、マスコミの前で多くを語らないスタンスをそのまま拝借している。

 

「キャンプでは2026年も『臨時コーチ以外の指導はNG』『声かけはご遠慮ください。お構いもできません』と、OB評論家たちをあえて遠ざけました。一方で、選手らにどう振る舞えばいいのか、落合政権時代をよく知る球界関係者に教えを乞うていたといいます」(セ・リーグ球団関係者)

 

 グラウンドでは思うようにやりながら、必ず“結果”で示す。藤川監督は、OBや世間の目にさらされ、独特の環境下で周囲に振り回されたことで、志半ばでユニホームを脱いだ虎将を何人も見てきたのだろう。だからこそ構築した新たなスタイルで、次は前年に果たせなかった日本一を目指す。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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