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乃木坂46“奇跡の期”と呼ばれる理由 阪口珠美&伊藤理々杏「3期生の絆」

AKB・坂道 投稿日:2021.06.20 21:00FLASH編集部

乃木坂46“奇跡の期”と呼ばれる理由 阪口珠美&伊藤理々杏「3期生の絆」

 

去る5月9日に3期生ライブを大成功させた乃木坂46 3期生。阪口珠美と伊藤理々杏は「学校のクラスならば別のグループにいる2人」という、対照的なキャラクターながら、互いをリスペクトしあう関係だ。
グループ加入から丸5年、12人誰一人欠けることなく活動を続けてきた“奇跡の期”3期生の現在地を2人が語る。

 

― 今回のグラビアでは「ひとつ屋根の下で暮らす2人の日常」をテーマに撮影をおこないましたが、いかがでしたか?

 

伊藤 まず、この2人の組み合わせでの撮影ってなかなかないんですよ。だから新鮮でした!

 

阪口 うん! 以前は“3期の年少メンバーで”みたいな撮影はけっこうありましたけど、2人きりっていうのはすごく久々です。

 

― この撮影テーマのように実際に阪口さんと伊藤さんが2人で暮らすとしたら、どんな日常になると思います?今回はバーベキューをしたり、お互いを撮影してみたり、わちゃわちゃしてみましたが。

 

阪口 理々杏はずっと寝てそう! 寝てる姿が想像つくよ(笑)。

 

伊藤 あはは! 確かに寝たり、ゲームしたり、漫画読んだり、ずっと好きなことしちゃうかも。たま(阪口)は…どんな感じなんだろう? 想像つかないなぁ。ふだん家で何して過ごしているの?

 

阪口 う~ん…一人でいるときは掃除したりとか、かな?

 

― お2人で暮らすなら、阪口さんがお掃除担当?

 

阪口 やりますやります!

 

伊藤 え、嬉しい! じゃあ自分は何しようかな。洗濯かな? たまはふだん、料理する?

 

阪口 自分から進んではやらないけど、一緒に作りたいね。

 

伊藤 いいね~!

 

阪口 お菓子も一緒に作りたい!

 

伊藤 うんうん! そういえば、たまって(中村)麗乃ちゃんと一緒にお菓子作りしてるんだよね?

 

阪口 作ろうって話はしたけど、まだやってない(笑)。でもパウンドケーキ作りをしてみたくて。

 

伊藤 作りたい! たまと一緒に作ったらかわいい感じになりそう。

 

阪口 “映え”なケーキにしてみたい(笑)!

 

― 楽しい2人暮らしになりそうですね! そんなお2人のふだんの関係性というと?

 

阪口 理々杏とは、年齢が近くて仲もいいけど「いつも一緒」みたいな感じではないよね? それぞれの生き方を持ってるっていうか。

 

伊藤 ふふふ、でもわかる。もし学校で同じクラスだったら、一緒のグループにはなっていないよね。たまはキャピキャピしたグループにいて、自分はおとなしいグループにいるタイプだと思うから。

 

― 乃木坂46の楽屋などでのお2人はどんな感じでしょう?

 

阪口 私は理々杏にメイク道具をよく借ります。

 

伊藤 確かに! たまに「ねぇ、キラキラ持ってる?」って聞かれて(メイク道具を)いっぱい出したら「わぁ~ありがとう!」って(笑)。

 

阪口 あるある。理々杏はコスメが好きで、新しいものもいっぱい持っているから「こんなのがあるんだ!」みたいなものもあって、お店みたいなんですよ!

 

― 逆に、伊藤さんが阪口さんから何かを借りたりすることは?

 

伊藤 あんまりないかな? でもたまは紫のものをいっぱい持っていて。自分も紫が大好きだから「いいな~」って思うことはよくあります。今日もたまが持ってるその紫のバッグ、かわいい!

 

阪口 ほんと? あげるよ~。

 

伊藤 いやいやいや(困惑)。

 

 

― 乃木坂46での活動を通して、お互いにどのようなイメージを持っていますか?

 

阪口 私は、3期生のなかで理々杏のライブパフォーマンスをいちばん尊敬しています。

 

伊藤 ええっ、嘘でしょ!?

 

阪口 嘘じゃないよ。「プロだな」って思ってる! ステージ上ではカメラに撮られているときも撮られていないときも常にキラキラアイドルだし、個性もあって、「素敵だなぁ」と思いながらいつも見ています。「理々杏ってすごいよね」って、家でも母とよく話すんですよ。だって、同じことを自分がやろうと思っても、なかなかできないから。

 

伊藤 いやいやいや、そんなの初めて聞いたよ! 自分は、たまのダンスは3期生のなかでいちばん尊敬しています。めっちゃカッコいいんですよ! 体が柔らかいからしなやかな動きもできるし、でもカッコいい動きもできて。この前の3期生ライブ(5月9日)でも、『Against』とかダンスがいいなって思った!

 

阪口 嬉しい~っ!

 

伊藤 いつも「すごいな~」って思いながら見てるよ!

 

阪口 ふふふ。ダンスはすごく好きだし、毎回進化したいなって思いながら取り組んでいるから、もっと頑張らないと!

 

― ちょうど今お話に出てきた3期生ライブについてですが、ライブを振り返ってみての感想は?

 

伊藤 「パワーを全部出し切った!」って感じがします。

 

阪口 うん。ライブ後はすごく達成感もあったし、一方で「終わっちゃった」みたいな寂しさもあって、いろんな感情で心の中がぐわ~ってなっちゃいました。

 

伊藤 わかる。特に今回はライブの構成もみんなで話し合って決めた部分が多くて。たとえば『My rule』や『三角の空き地』は自分たち発信でセットリストに入れてもらいましたし、ほかの期生の楽曲をやるブロックも最初はなかったんですよ。

 

阪口 そうだね。

 

伊藤 でもふだん3期生がほかの期生の曲をやる場面なんてないからきっとファンの方は喜んでくれるはずと思ったし、あとは3期生ライブが今年のバースデーライブの最終日だったから「先輩と後輩の思いも乗せられたらいいね」ってみんなで話して、組み込んでもらったんです。なのであらためて「3期生みんなで作ったライブだったな」と思います。

 

阪口 確かに。それに、今回はいつも以上にみんなが“準備をしてきた”ライブだったと思います。(向井)葉月と(岩本)蓮加がギターを弾いてくれた場面もそうだし、それぞれの思い入れが強かったな、と。個人的には、(ライブ本編の)最後の『思い出ファースト』がとても心に残っています。メンバーもファンの方も大好きな曲だし、これまで何度もやっている曲だけど、今回の3期生ライブの『思い出ファースト』は今まででいちばんグッときました…!

 

伊藤 私は『ハルジオンが咲く頃』『白い雲にのって』『ハウス!』の流れです。この3曲は3期生が初めてバースデーライブ(5th=’17年)に出させていただいたときに披露した楽曲なので、昔のことを思い出して泣けてきちゃって! 振り返ると当時はみんな顔がこわばっていたけど、今回はにこにこしていて、「みんな大人になったんだな」と実感しました。

 

― ライブのMCで皆さんが口をそろえて「3期生でよかった」「この人でよかった」と言っていたのも心に残りました。3期生は誰一人欠けることなく、加入からもうすぐ丸5年を迎えます。“奇跡の期”と呼ばれたりもします。

 

伊藤 なぜこんなに「12人でよかった」と口をそろえるのかというと、本当にみんなが12人でここまでこられると思っていなかったからなんです。それぞれ大変な思いもしてきて、久保ちゃん(史緒里)や、やま(山下美月)や、ももちゃん(大園桃子)のように休んだメンバーもいたし。だからこそ今、こうして12人そろっていることに奇跡を感じているんだと思います。

 

阪口 それに、入った当初はみんな精神的に子供だったから…。

 

伊藤 そうだね。3期生ってめちゃくちゃ泣いてきたんですよ。レッスンで泣いて、ライブ前に緊張して泣いて、悔しくて泣いて。でも最近はネガティブな気持ちで泣くことがなくなったから、みんなすごく成長できたんだな、って。

 

阪口 うん、12人みんな大人になったね。そしてあらためて、3期生はみんな素敵なコばかりだなって思います!

 




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