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絶好調ドラマ『相棒』 主役の水谷豊を食った女刑事役・篠原ゆき子に問い合わせが殺到

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.04 20:00 最終更新日:2020.11.04 20:00

絶好調ドラマ『相棒』 主役の水谷豊を食った女刑事役・篠原ゆき子に問い合わせが殺到

 

相棒に出ている女優さんのことを教えてほしい」
「いったいこの女優さんは何者?」
 放送開始以降、大手広告代理店にクライアントから問い合わせが殺到しているという。

 

 この10月期の民放テレビ局のドラマの中で、トップの視聴率を稼いでいる『相棒 season19』(テレビ朝日系)。このドラマは、警視庁内の窓際部署「特命係」に所属する水谷豊(68)扮する杉下右京と、その相棒である反町隆史(46)扮する冠城亘が難事件を解決するものだが、今回、レギュラー陣のなかで、見慣れない名前の登場人物の演技に注目が集まっているのだ。

 

 

 その名は、「出雲麗音」。
 第1話の冒頭で、銃撃を受けて瀕死の重傷を負った警視庁交通機動隊の女性白バイ隊員だ。彼女はなんとか一命は取り留めたが、この負傷により現職での復帰はかなわず、警視庁上層部の意向で異例中の異例として、警視庁の花形である捜査一課に配属されることにーー。

 

 この出雲麗音に扮しているのが、女優・篠原ゆき子である。新人女優の抜擢かと思いきや、年齢は39歳。知名度こそ高くはないが、映画の世界では実績十分な実力派女優なのだ。'13年に出演した映画『共食い』では、光石研(59)との性交を息子役の菅田将暉(27)に覗かれる体当たりの濡れ場シーンが話題を呼んだ。

 

 映画関係者が、彼女の素性を明かす。
「お嬢様育ちで、高校まで桐蔭学園に通い、明治学院大学を卒業しています。勉強もできて、とにかく本を読むのが好きだったそうです。モデル上がりの美人ですが、もともと人見知りで欲がないタイプなんです。オーディションでも声が小さいし、女優っぽくない雰囲気もあって、これまで大きな役を得られませんでした。ところがいったん役を掴むと、現場で怖いくらいの集中力を発揮して豹変するんです」

 

 確かに、今まで出演した映画やドラマではさまざまな役柄を演じている。今回の出演の経緯について、前出の映画関係者が続ける。
「篠原の所属している事務所は、三浦友和(68)や佐藤浩市(59)などが所属し、作品選びに相当なこだわりがある事務所として知られています。今回は事務所から“ハマリ役”として、猛プッシュがあったようです。彼女自身、右も左もわからないモデル時代から育ててもらった恩義を感じており、所属事務所には絶大な信頼感をおいてます。事務所の見る目の正しさが証明されました」

 

 今回の抜擢で、一躍ブレイクした篠原。テレビ朝日の関係者が語る。
「『相棒』は刑事ドラマなので、女性が活躍する役柄に焦点を当てることがなかったのですが、シーズン15から出演していた芦名星さんの評判がよかったんです。少しミステリアスな雰囲気が、視聴者から支持されたんだと思います。残念ながら彼女が逝去されたなか、篠原さんの名演技が視聴者の共感を呼び、今回の役柄がクローズアップされたんだと思います」

 

 篠原が演じる出雲麗音は胸に銃撃痕を残したままという設定の役どころだが、彼女は『相棒』の歴史にまさしく“爪痕”を残しつつある。

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