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有吉弘行の本命・ニューヨークは超腰低い…M-1決勝9組、仲間が見た「裏の顔」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.20 06:00 最終更新日:2020.12.20 06:00
●見取り図
ツッコミ担当・盛山晋太郎(左)の「あたおか!」という叫びでお馴染み。今回が3度めの『M-1』決勝進出となる。
「以前は、舞台では『首、ちょん切ったろか!』みたいな、かなり荒っぽい言葉を使っていましたが、『M-1』に出ることで、いい意味で大衆受けする言い回しを身につけてきたんじゃないかな、と思います。
なにより『あたおか』のような、芸人から発信された言葉がメジャーになるのは、『すべる』とか『サムい』以来なんじゃないですかね」(マイルド)
活動拠点である大阪での人気は、断トツだ。
「『気前のいい大阪の兄ちゃん』、そのまんまの2人です。大阪で居酒屋に入ったりすると、いろんなところで店員さんから、見取り図のいい話を聞きます」(佐々木さん)
●錦鯉
芸歴26年めの長谷川雅紀(左)と、21年めの渡辺隆のコンビ。2020年に入り、大ブレイク中だ。
「人気の要素のひとつは、“愛され力”。40代のおっさんに、子供が出待ちをしているそうです。長谷川さんは舞台上ではバカですが、楽屋でもまったく変わりません(笑)」(プチ鹿島)
「以前、渡辺さんと、民泊の清掃というアルバイトを一緒にやってました。一日3軒、15時までに終わらせなければいけなくて、『絶対に終わらない!』と頭を抱えていたところに、渡辺さんが手伝いに駆けつけてくれたんです。苦労人で、同業者にもファンが多いんですよ」(マイルド)
長谷川は決勝進出したものの、審査員に後輩が2人(ナイツ塙宣之、サンドウィッチマン富澤たけし)いることに気づき、衝撃を受けたという。
●マヂカルラブリー
ボケ担当の野田クリスタルは、3月の『R-1ぐらんぷり』で優勝し、『キングオブコント』を合わせた3大会すべての決勝経験者となった。
「『R-1』の決勝進出者発表のとき、名前が呼ばれた瞬間『トリプルファイナリストじゃい!!』と大声で叫んだのを覚えてます。決勝ではゲームのネタをやったので、直前までPCと向き合って、画面の調整をしていました」(マイルド)
ツッコミの村上は、酒豪で知られる。
「行きつけのお店が一緒で、何度か飲ませていただきましたが、誰に対しても優しい方です。すでに『M-1』ファイナリストの肩書があるのに、そんな様子を微塵も見せず、高円寺の駅前ロータリーで、持って帰ってきた楽屋弁当を芸人仲間と食べていました」(佐々木さん)
●オズワルド
2年連続で決勝進出を決めた。
「彼らの強みは、ライブの場数にあると思います。もともと、自社の劇場を多数所有し、芸人が舞台に立つ機会が多い吉本芸人が『M-1』では強いのですが、オズワルドはさらに、ほかの事務所のライブにも出て、受け方の違いを研究し、どちらでも受けるようネタを調整しているそうです」(山下氏)
ツッコミ担当の伊藤俊介(右)の妹は、人気女優の伊藤沙莉。同居していたこともある。
「一度、その家に泊まりに行ったことがあるんですよ。彼の部屋と妹さんの部屋は完全に分かれていて、『絶対に、妹の部屋には入らないでください!』と、2度も念押しされました。あまりに念押しするので、『入ってください』のフリなんちゃうかな、と思ったくらいです(笑)」(マイルド)
みうらまいるど
1977年生まれ ピン芸人。『R-1ぐらんぷり2013』で優勝。『R-1ぐらんぷり2019』でも決勝進出を果たした
ぷちかしま
1970年生まれ 時事ネタやニュース解説を得意とするお笑いタレント。新聞14紙を読み比べるのを日課にしている
いんたびゅーまんやました
1968年生まれ お笑いコンビ「ジャリズム」として活動後、2017年に引退。現在はフリーライターとして活躍
ささきえみ
1996年生まれ フリーランスの編集者・ライター。『#麒麟川島のタグ大喜利』(宝島社)などの編集を担当