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『ビー・バップ・ハイスクール』の順子が明かす「当時の私は暗くてシャイだった」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.19 16:00 最終更新日:2021.02.19 16:00

『ビー・バップ・ハイスクール』の順子が明かす「当時の私は暗くてシャイだった」

 

 1985年に公開された映画『ビー・バップ・ハイスクール』。『週刊ヤングマガジン』の人気連載漫画を実写化した同作は、大ヒットを記録し、日本全国のヤンキーを熱狂させた。6本のシリーズ作品となった名作映画の誕生から35年が過ぎ、“ビー・バップ軍団” は、どんな大人になっているのだろうか。

 

 

 作中で、粋でいなせな姉御・三原山順子を熱演した、宮崎ますみさん(53)はシリーズ全作に出演。しかし、本人はヤンキーとは無縁の女子高生で、最初のうちは戸惑いもあったという。

 

「当時のマネージャーがオーディションの記事を見て、『この役は、ますみにぴったり!』と思ったようです。ツッパリの漫画なんて読んだことなかったのに、全部読めと(笑)。

 

 でも、私も『直感的におもしろそう、やりたいな』って思って。マネージャーが東映に売り込んでくれて、プロデューサーと那須監督に会いに行ったら、気に入っていただけたんです」

 

 素人ばかりだったという撮影現場。しかし、それがよかったと宮崎さんは言う。

 

「それまで映画(『アイコ十六歳』)に出てたっていってもちょい役でしたし、私の女優デビューは、やっぱり『ビー・バップ』。

 

 順子役は、いろんな方からハマリ役だと言ってもらえるけど、当時の私って暗くてシャイだったから、それがちょうどよかったのかもしれないですね」

 

 現在、宮崎さんは長野県在住で「すごく幸せ」な日々を過ごしているという。

 

「セラピストの養成やワークショップをずっとしてきたんですけど、今は長野の山の中で暮らしてます。村は素敵な人たちばかりです。

 

 セラピーの起源をさかのぼったとき、古代ギリシャでおこなわれていた神殿医療というものがあります。演劇や音楽、絵画などの芸術を通して本来の自分を取り戻すアプローチなんですが、村人たちと演劇をしたりして、それをこの村で実現していきたいですね」

 


みやざきますみ
1968年1月26日生まれ 愛知県出身 1983年に芸能界デビュー。1985年に第11回「クラリオンガール」に選出。三原山順子役で『ビー・バップ』シリーズ全作に出演。その後も女優業やエッセイ執筆などで幅広く活動。2009年より(株)ヒプノウーマン代表。

 

(週刊FLASH 2021年2月16日号)

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