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『英語であそぼ』お姉さん務めたクリステル・チアリ…父が芸能人でいじめにあうも叶えた「人前に立つ夢」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.11.13 06:00 最終更新日:2021.11.13 06:00

『英語であそぼ』お姉さん務めたクリステル・チアリ…父が芸能人でいじめにあうも叶えた「人前に立つ夢」

誰もが聞いたことのある電車内の「The next station is 〇〇」という英語放送は、たいていこの人の声だ

 

 11月にスタートしたNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』はラジオ英語講座と歩んだ3世代の女性達の物語だ。

 

 長年にわたり、多くの日本人が学んできた英会話番組。なかでも忘れられないMCたちに貴重秘話を聞いた!

 

『英語であそぼ』の4代めお姉さんとして約3年間担当したのが、クリステル・チアリだ。父はギタリストのクロード・チアリで、フランス出身だが、1985年に日本に帰化している。

 

 

「私は兵庫出身ですし、家では全員コテコテの関西弁です(笑)。英語はインター(インターナショナルスクール)で覚えました」

 

 父が芸能人ということもあり、いじめられこともあったという。

 

「それでも私、子供番組のお姉さんにずっと憧れてきたんです。人前でしゃべる仕事に就きたいと思っていました」

 

 高校卒業後は、大阪でテレビ出演や、ラジオのDJを務めた。そして1998年、『英語であそぼ』のお姉さんに抜擢され、夢を叶えた。

 

「もっとも印象に残っているのは、ピンクの虎のキャラクター・ペッパーとのやり取りです。ペッパーはいちご大福が大好きで、肉が食べられないんです。そこで “You can do it if you try!(やればできる)”って私が励まし、苦手を克服するんです」

 

 そんなクリステルは、いまやJRや大手私鉄など、全国のほぼすべての鉄道の英語車内放送を、一手に引き受けている。

 

( 週刊FLASH 2021年11月23日号 )

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