「正直、こんな私でも「消えちゃおうかな……」と思う瞬間もあるんです」
5月21日公開の『日刊SPA!』のインタビューでこう話したのは、木下優樹菜だ。2020年に芸能界を引退。2人の子供を育てるシングルマザーとして日々を過ごしているが、注目度はいまだに高い。
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「引退の発端となったのは、2019年のいわゆる “タピオカ騒動” です。木下さんの姉が働くタピオカ店の店長に、木下さんが恫喝めいたメッセージをSNS上で送ったことに批判が集まりました。
この騒動を受け、木下さんは芸能界を引退しましたが、YouTubeなどの活動は現在も続けています。引退後も、Jリーガーとの熱愛、大胆に露出した写真集の発売など、話題には事欠きません。
本人もインタビューで語っていますが、木下さんは “ギャル” や “元ヤン” のイメージが強く、今回のインタビューでの弱気とも取れる発言には驚きました」(芸能記者)
インタビューでは、“タピオカ騒動” 以来、止まることのない誹謗中傷に心を痛めていると語り、「この人たちは、何を知っているんだろう?」「叩かれて “おいしい” なんてことない」とコメントしている。冒頭の「消えちゃおうかな……」発言も、誹謗中傷の苦しみについて触れたものだ。
このインタビューに対し、SNSでは、応援のコメントがあふれている。
《誹謗中傷、減りませんね。でも減らす努力、声を上げる努力をし続ける事が大切だと思いますよ》
《強気な印象のある人の弱音は心配になるね》
《今の時代はひとつの過ちで再起がとてもしづらい。たまには人の話も聞いて、自分の選んだ道を進むしかないんだろうな》
いつになく弱気な一面を見せた木下だが、本誌が2021年4月に直撃したときには、飄々とした姿を見せていた。
芸能界復帰の可能性について「考えてないですね」と答えたあと、自身の生き方についてこう話したのだ。
「結構、そのとき、そのときで生きてるんで、状況で変わってくると思うんで。(芸能界復帰は)今は、ぜんぜんないです」
突然の取材にも丁寧に応じた木下は、軽く会釈し、颯爽と去っていった。
『日刊SPA! 』のインタビューでは、《今の私の肩書は「木下優樹菜」》とも語っている。「チョリーッス!」という元気で強気な彼女の声を、また聞きたい。
( SmartFLASH )