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キック「丸パクリ」騒動で注目されるエンタ芸人の明暗…“俳優転身” コウメ太夫の一人勝ちか
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.15 21:05 最終更新日:2022.09.15 21:09
「エンタ芸人」とは、お笑い番組『エンタの神様』(日本テレビ系)に出演し、人気をさらった芸人たちの総称だ。レギュラー放送が終了したのは2010年だが、とあるエンタ芸人についてこんな話がささやかれている。
「かつて、ムエタイの格好でネタを披露していたKICK☆さん。現在は『サイキック芸人・キック』として活動していますが、どうやら番組で作家の怪談を “丸パクリ” したようなのです」(芸能記者)
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キックは、オカルトエンターテイメント番組『超ムーの世界R』(CSチャンネル)で、作家・小原猛氏の執筆した怪談を内容変更など一切せず紹介していたという。『琉球怪談』シリーズなどで知られている小原氏は、キックの “丸パクリ” を受け、9月3日にこうツイートした。
《私は許諾もなにもしておりません。週明けに弁護士と協議の上、正式に訴えることにしました。2018年の放送らしいですが、それにしても丸っとパクっています。もう一度言いますが、私は許諾も出しておりません。主人公の名前から何からそのままでいい逃れなど出来ません。あまりにもひどすぎるので、この場を借りてサイキック芸人キック氏には正式に抗議します》
さらに、番組の公式Twitterには、
《公式ツイッターでは「先日『超ムーの世界R』にて著作権侵害行為があるという指摘を受け調査を行った結果、著作権侵害の恐れが高いと判断し、該当回の放送および配信を停止しました》
とあり、キックの今後の出演予定はないことが明かされた。
「キックさんは芸人としての露出が少なくなり、迷走した結果、今回の騒動をおこしてしまったのでしょう。
『エンタの神様』に出演していた芸人のなかでは、にしおかすみこさんのように、ナチュラルな女性タレントに転身して成功した例もありますが、大ブレイクしたアンジャッシュでさえ、渡部建さんの不倫報道で一気に露出が減ってしまいました。
エンタ芸人は特に “一発屋” の側面が強いと言われており、芸能界で生き残るのはなかなか大変なのでしょう」(エンタメ誌ライター)
そんななか、“一人勝ち” と呼ばれているエンタ芸人が、コウメ太夫だ。
「白塗りメイクでブレイクしたコウメ太夫さんは、現在、俳優としての活動も精力的におこなっています。
5月17日、NHK BSプレミアムで放送された『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』では気の弱い強盗を演じ、視聴者から《芝居がうますぎる!》と絶賛されていました。
芸人になる前は、梅沢富美男の兄の武生さんが座長を務める『梅沢劇団』に所属していたコウメさん。これからも俳優のオファーが多く来るのではないかと言われています」(同)
2009年に5000万円でアパートを一棟購入し、収入も安定しているというコウメ太夫。どこからどう見ても一発屋に見えたが、人生は “堅実経営” だったようだ。
( SmartFLASH )