アンガールズの田中卓志が、10月13日公開の『オールナイトニッポンPodcast アンガールズのジャンピン』(ニッポン放送 Podcast Station)で、学生時代に受けた悪質すぎる嫌がらせを語った。
田中は広島大学時代、1人で電車に乗っていると、5~6人の女子高生から突然、「なにあの人」などと笑われた。やがて女子高生が「ジャンケンで負けた人があの人にタッチしてくるゲーム」を始めたという。
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「そこから俺はバイキンみたいな扱いで、タッチして『ギャー』みたいなのを言われて。人間としての人格を破壊された」と振り返った。田中は「最低だろアイツら、今どこでなにしてるんだよ」と怒りをにじませた。
リスナーの大学生から、同じ大学の女子3人組からエレベーターで急に笑いものにされた投稿があり、田中は「(リスナーは)ひどい目にあってるけど、俺はもっとひどい目にあってるってことで、なんとかして救いたいと思った」とエールを送った。
理不尽な思いをしても「それでも俺らはまともに生きなきゃいけない!」と語っていた。
田中のエピソードに、SNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《ジャンケンで負けた人がタッチしてくるゲーム…ひどすぎる 田中さんよく耐えたなあ… ちょっと涙出かけ》
《「俺みたいな人間もいるから元気出してほしい」みたいな励まし方してくれるの助けられる カッコよくないけどカッコいい》
「田中さんは、2019年2月8日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、自身の経験から『いじめ』と『いじり』の違いを指摘しています。
『学生のときの “いじり” は面白くない。“いじる” ということは、学生のときはコントロールできない』と主張し、『過剰になったり、もっと過剰にしないと笑いが起きないとか思ってしまったり』と危惧。
『学生の時点でそういうことをやるんじゃなくて、もっと違うことで楽しむ。そういう方向にしないと』と訴えていました」(芸能ライター)
田中ならでは励ましは、リスナーに勇気を届けたはずだ。
( SmartFLASH )