DJ社長、NHK党からの出馬宣言に賛否の声「若者の投票率伸びれば偉業」「税金無駄にしたくない」

 

　10月27日、人気YouTuber・Repezen Foxx（レペゼンフォックス）のDJ社長が、次期衆院選にNHK党から立候補することを表明した。まさかの人選に、SNSでは賛否が沸き起こっている。

 

　NHK党の立花孝志党首は、自身のYouTubeチャンネルに《【DJ社長】次期衆議院選挙にNHK党から立候補決定！ 》というタイトルの動画を公開。

 

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　タイに渡航して直接口説いた立花党首を前に、DJ社長は「本能で『よし、やろう』と思った」と立候補を宣言。「僕らくらいの年齢のやつら、みんな夢ないです。自分の夢を叶えたいのもあるけど、若者に夢を与えたいというのもある」と語った。

 

　DJ社長も、27日に自身のチャンネルに《NHKをぶっ壊す人「DJ社長、国会議員になってくれ...」》《DJ社長、国会議員目指します》という動画を公開。

 

　政治家をメインでやるつもりはなく、「アーティスト世界一を目指しており、若者に夢を与えるというなかの一環」として決意したことを明かした。「政治をまじめに考えたことはないが、YouTubeも音楽も詳しくないのに独学でやってきた。海外進出もそう。（政治も）ちゃんとやります」と語った。

 

　立花党首は「これで日本が変わると思うよ。この決断は若者にとって大きいと思う。DJ社長が出るなら、（YouTuberの）ヒカルくんも出る」と熱弁していた。

 

　NHK党では、似たような形でドバイで活動しているガーシー氏という前例もあるが、国会には一度も出席していない状況だ。それもあり、DJ社長の出馬には賛否の声が噴出している。

 

　賛成意見としては、

 

《DJ社長が出馬することで賛否はあれど、若者の投票率が伸びればめちゃくちゃ偉業やと思う。愚票であっても、票は票。批判も覚悟で投票に向かわせてるのならマジでカリスマ》

 

《DJ社長出馬？？でもいい方向に変えてくれそうな気もする》

 

《僕は、これいい流れだと思う。政治とはこうじゃなきゃいけない的な思考からいい加減抜けなきゃいけないと思う。》

 

《国会で寝てたり普段何やってるか分からないような政治家に無駄な税金使われるなら、DJ社長みたいに発信力や影響力がある若い世代の人に活躍してもらった方が、政治に興味を持つ若者達が増えると思う》

 

　一方、批判としては、

 

《世界一になるとか言ってたのに日本の選挙出馬するの本気で意味わからない、活動拠点海外にするんじゃないの？ガーシーみたいに選挙受かるだけ受かって何も議員としての仕事しない気？》

 

《適当にやるつもりなら真剣に人生かけて日本を変えようと出馬する人に席譲ってください。税金無駄にしたくないです。やってみないと分からないとかじゃなくて他に任せてくれお願いします》

 

《政治家には国を一番に考えて模索し続ける利益をもたらしてくれる人がいいの。政治家メインでしないなら政治家じゃ無いんだよ社長～！》

 

　動画公開後、ファンから批判があがっていることをうけ、DJ社長は「いま話し合っても仕方ないって思ってる。選挙が始まったときに言えばよかった」と説明。

 

　そして、「（候補者に）なるって断言するのは一回やめる。最後の最後に言う。衆議院選挙がいつおこなわれるかもわからんし、そのときにまたこの議題を持ち出すかもしれん。最後に言いたいのは、ファン同士で揉めるのは本当に嫌だから、それだけはやめてください」と語っていた。

 

　DJ社長は最終的にどのような決断を下すのか。どちらにしても、注目は集まりそうだ。

( SmartFLASH )