10月27日、Netflixが公式サイトで、ドラマ『極悪女王』の撮影中、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァ(32)が負傷し、「大事をみて2週間の安静の指示」を受けたことを公表した。
それから10日あまり――。
11月7日、都内の撮影スタジオでは“ゆりやん抜き”で『極悪女王』の撮影がおこなわれていた。そこには、共演する剛力彩芽(30)、唐田えりか(25)の2人も参加していた。
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「ゆりやんさんの負傷は、全5話中の4話めの撮影中に起きたもので、まだ撮影が残っていました。そこで、制作側はゆりやんさんのいないシーンの撮影を11月15日まで続け、それ以降の撮影はストップすることになっています。
じつは、7日の撮影で、ある某人気俳優の方が、クランクアップの予定でした。
そのため、全員で集合写真を撮影することになっていたのですが、そこに、療養中のゆりやんさんが参加したんです。キャストには直前まで伝えられておらず、“座長”として、サプライズで登場したようです」(芸能事務所関係者)
10月31日、自身のTwitterで《ご心配おかけしましてすみませんでした!!予定よりめちゃくちゃ早く退院できました!!》とツイートし、ゆりやんは退院したことを明かしていた。
「プロレスシーンの撮影中での負傷とのことで、当初は脳の損傷の疑いもありました。ほかの出演者に『MRI検査』の受診要請が出るほど、現場は緊迫した雰囲気になりましたが、ゆりやんさんの怪我は大事には至らなかったようです」(制作スタッフ)
現場では、ゆりやんは負傷の影響も見られず、歩行などにも支障はなかったという。
「ゆりやんさんは、今まではほとんどひとりで現場入りしていましたが、この日は所属する吉本興業のマネージャー2人につき添われ、姿を見せていました。『半年近く安静が必要』といわれている容体については、運動以外は問題ないそうです。
自身の怪我で撮影がストップしたこともあり、現場ではキャスト、関係者に頭を下げて回っていました。ただ報告するだけでなく、芸人らしくひと笑いを取って、明るい雰囲気だったと聞いています」(前出・芸能事務所関係者)
ツイートと変わらぬ気丈な姿を見せているようだ。少しでも早く、全快のゆりやんを見たい。
( SmartFLASH )