12月2日、恐喝容疑で逮捕されていた元「KAT-TUN」のメンバー・田中聖被告(こうき・37)が釈放された。
田中被告は、2021年6月、京都市内に住む30代の知人女性に、LINEで「どこまでなめてんだおまえコラくそが」などとメッセージを送ったうえ、現金10万円を振り込むよう迫り、実際に1万円を脅し取った疑いで、11月29日に逮捕されていた。
【関連記事:ASKAの愛人“学校1の美女”が覚せい剤に溺れるまで…】
今後は任意で捜査が進められるが、いまは6月29日の覚醒剤所持の現行犯逮捕と、7月20日の覚醒剤使用の疑いで再逮捕の2件について、公判が続いている。
「最初に逮捕されたのは、2017年5月の大麻取締法違反容疑での現行犯逮捕(のちに不起訴処分)でした。それ以来、5年近く、なにごともなかったのですが、2022年は1年間で5回も逮捕される事態になりました。
2月24日、名古屋市内のホテルで覚醒剤を所持していたとして、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕。3月17日に同じ案件で、覚醒剤取締法違反(使用、所持)と医薬品医療機器法違反(指定薬物所持)の容疑で再逮捕。そして、6月29日の覚醒剤での逮捕と7月20日の再逮捕、11月29日の恐喝での逮捕です」(事件担当記者)
文字どおり、“悪行三昧” の1年となってしまった田中被告。その1年の始まり、犯罪ではないが、本誌は田中被告の “ひどすぎる女性対応” を報じていた。
特徴的なドレッドヘアをなびかせ、千葉県内のラブホテルから出てきた田中被告は、フロントでもたつく女性には見向きもせず、そそくさとその場を去ってしまう。遅れて出てきた女性は、一瞬彼を探し、遠くに離れた彼の背中を駆け足で追いかけていった。
女性にホテル代を払わせていたように見えた田中被告。このとき彼と一緒にいた女性に、後日、話を聞くと「そうですね。すみません、これ以上はちょっと……」と、田中被告におカネを渡すなどしていたことを認めたのだった。
女性の友人が田中被告の「わがままな要求」について、こう明かしていた。
「彼の車や、トイレに呼び出されて “コト” をすませることもあるようで、毎回1時間ほどで帰されると聞きました」
「田中さんが住む千葉の実家そばのラブホテルに呼び出すこともあります。ホテル代は彼女が払い、そのうえ、彼と会うたびにお金を渡しているんです。30万円渡したこともあると聞きました」
こうした内容を、当時、田中被告に確認すると「現状誰かに金銭を要求している事実はございません」と否定したが、その約半年後に恐喝を働いていたことになる。
田中被告は、薬物依存治療のため入院していた千葉市の病院で逮捕されている。本誌が目撃したころに比べれば更生の意思が強くなっているのかもしれないが……これ以上、逮捕されないことを願うばかりだ。
( SmartFLASH )