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『silent』異例の再放送へ! 社会現象の裏にあった“冬ソナ世代”の熱狂に見える「20年越し」純愛ドラマへの飢え

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.25 19:44FLASH編集部

『silent』異例の再放送へ! 社会現象の裏にあった“冬ソナ世代”の熱狂に見える「20年越し」純愛ドラマへの飢え

 

 川口春奈Snow Man目黒蓮が共演した、ドラマ『silent』(フジテレビ系)は、TVerで過去最高の再生回数を記録し、ロケ地には“聖地巡礼ツアー”に訪れるファンがあふれるなど、もはや社会現象となった。

 

 12月22日に最終話が放送されると、SNS上では《silentロス》なる言葉も生まれ、同局では12月27日からの5日間で、全話を再放送するという異例の決定をくだした。

 

 

 SNSでは毎回、放送終了後、《泣ける》という投稿が相次ぐなど、若い世代からの絶大な支持があった一方で、上の世代からの熱い思いも、続々とつづられた。かつて、韓流ドラマブームの火つけ役となった『冬のソナタ(冬ソナ)』にハマった層だ。

 

《silent見てると、冬ソナを初めてみた時の感じを思い出す。雪、涙、音楽。自分の中の切なさパートがにわかに活性化される世界だな》

 

《今夜silent最終回 もう既に泣けてくる 1話から見直したけど、なぜか韓流ドラマ 冬ソナを思い出すんだよな~。ヨン様好きだったわ》

 

《冬ソナにハマってた頃が懐かしい 今はバァバと2人でsilentにハマってます》

 

《Silent 年末年始で一挙再放送してくれないかな~ (冬ソナ思い出してるのはナイショ)》

 

『冬ソナ』は2002年、ペ・ヨンジュンとチェ・ジウが主演を務め、韓国で放送された連続ドラマ。翌年に日本で放送されると「冬ソナ現象」と呼ばれるほどの大反響を生み出し、日本で韓流ブームを巻き起こすきっかけとなった。

 

「高校時代の初恋と別れ、かたや視力を、かたや聴覚を失うという設定、2人の恋を邪魔する恋敵の存在など、ストーリーやキャラクターで重なる部分も多く、たしかに『silent』には『令和版冬ソナ』という声も上がっていました。

 

 両作とも、登場人物が泣くシーンも多く、それにつられて号泣する視聴者が多いのも共通しています。

 

『silent』はキスシーンすらしない、淡くせつない純愛ラブストーリーですが、若い世代には新鮮な印象を与える一方で、純愛に涙した『冬ソナ』世代の感覚も呼び起こし、引きつけていたようです」(芸能記者)

 

 11月には、タレントの若槻千夏が自身のInstagramで《冬のソナタ以来の聖地巡礼でございます》とつづり、『silent』のロケ地を訪問する様子を公開したこともあった。

 

 2002年に韓国で『冬ソナ』が放送されてから、ちょうど20年め。人々は、純愛ドラマに飢えていた、ということか。

( SmartFLASH )

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