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小沢仁志が語る昭和芸能界「自分は松方弘樹さんの最後の弟子」「破滅型の最終形は勝新太郎さんの記者会見」

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.02.03 11:00FLASH編集部

小沢仁志が語る昭和芸能界「自分は松方弘樹さんの最後の弟子」「破滅型の最終形は勝新太郎さんの記者会見」

 

 小沢仁志が2月1日公開の自身のYouTubeチャンネルで、松方弘樹さんとの交流の思い出を語った。

 

 小沢は歌手小林幸子と対談。昭和の芸能界の話から「先輩たちはどんどん亡くなっていっている。(自分は)松方さんの最後の弟子みたいな感じだった」と回想。

 

 松方さんから「お前が死んだら、俺らの業界はお前が最後の破滅型だ」と告げられたという。その真意を、小沢は「破滅型って言っても、人生破滅したみたいな感じではなく、破天荒みたいな」と説明。

 

 

「俺は(破滅型の)最終形は、勝(新太郎)さんのハワイの大麻の記者会見」と語り、1990年に勝さんが麻薬所持で逮捕され、下着の中に麻薬を隠していたことから「もうパンツ、はかない」の名ゼリフを会見で語ったエピソードを披露した。

 

 小沢は「あれこそ俺らの職業」と、虚実ないまぜの部分も含めて影響を受けたことを告白。

 

 当時、会見で勝さんが「誰かがパンツの中にコカインを入れた」とうそぶくと、マスコミからは「誰が天下の勝さんのパンツに入れるんですか」との指摘が入った。それに勝さんは「俺も会ってみてえ」と告げたという。

 そのエピソードに、小沢は「あれで、マスコミが勝さんのファンだもん」と、勝さんならではの人心掌握術に感服したことを明かしていた。

 

 小沢の話に、YouTubeのコメント欄にはさまざまな声が書き込まれた。

 

《ザ・リアル昭和芸能史! 素晴らしいお話ありがとうございます!》

 

《凄く面白い話であっという間に見ちゃいました》

 

《強面の人ほど優しいってほんとなんだなって小沢さん見てると思う》

 

「小沢さんは、2021年8月18日公開の自身のYouTubeチャンネルの動画では、松方さんから叱られた話を披露していました。

 

 松方さんら、大御所クラスが出演する作品に、大雪で新幹線が動かず遅刻して、松方さんから『新幹線の中で走ってこいよ』とムチャぶりを受けたそうです。

 

 結果、先輩たちを3時間も待たせてしまい、松方さんたちに『申し訳ありませんでした』と謝罪しました。松方さんからは『この顔ぶれを待たすとは、たいした役者になったな』と、笑って告げられた程度で済んだとのことです。

 

 また小沢さんは、勝さんについては『東スポWEB』でもコメントしています。

 

 下咽頭がんになりながらも会見でタバコを吸った勝さんの姿に感銘を受けて、『そういう勝新太郎だからお金を出して映画を見に行きたい。小さくまとまった映画界の映画なんて誰が見る?』と話していました」(芸能ライター)

 

 昭和の名優たちの豪快さと、その裏にある哀愁を、小沢は継承している。

( SmartFLASH )

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