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『サザエさん』タラちゃん役急死直後放送にOA中から集まる悲しみ 久しぶりに見て「声優の変化に驚き」の声も

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.12 19:50 最終更新日:2023.02.12 19:58

『サザエさん』タラちゃん役急死直後放送にOA中から集まる悲しみ 久しぶりに見て「声優の変化に驚き」の声も

東京都世田谷区・桜新町商店街に設置されたタラちゃん(右)とサザエさんの銅像(写真・共同通信)

 

 2月12日夜に放送された『サザエさん』(フジテレビ系)。サザエのひとり息子、タラちゃんの声を担当していた声優貴家堂子(さすが・たかこ)さんが、2月5日に87歳で亡くなったことが明らかになってから、初めての放送だった。

 

 番組冒頭、「1969年の放送開始から50年以上にわたり、フグ田タラオ役の声優を務めていただいた、貴家堂子さんが逝去されました。いつも明るくてみんなに愛されるタラちゃんを演じ続けてくださった、貴家堂子さんのご冥福を心からお祈りいたします。」とテロップが表示された。

 

 

 番組放送中から、SNSでは

 

《タラちゃんの声が、いつにも増して味わい深い》

 

《いつも楽しいサザエさんが きょうはすこし寂しい》

 

《貴家堂子さん、亡くなるまでずっと同じ声をキープしてたのは凄すぎる タラちゃんの代役はいるだろうけど、貴家さんの代役はいないと改めて思った》

 

など、貴家さんの死を惜しむ声があふれた。

 

 貴家さんによる最後の「タラちゃん」としての声の出演は、2月26日放送の『サザエさん ひな祭り1時間スペシャル』になる予定。後任は「検討中」とされている。

 

 1969年の放送開始から53年以上、タラちゃんを担当してきた貴家さん。2019年には、サザエさん役の加藤みどりと「もっとも長くテレビアニメシリーズで同じ役を演じた声優」として、ギネス世界記録に認定されている。これで、『サザエさん』のオリジナルメンバーは、加藤みどりただ一人となった。

 

 近年、『サザエさん』声優メンバーの交代が続いている。ワカメを29年間担当した野村道子は、2005年に降板。番組開始からのメンバーだった波平役の永井一郎さんは2014年1月に、フネ役の麻生美代子さんは2018年8月に、それぞれ死去。マスオ役を31年間担当した増岡弘さんは2019年に降板、翌2020年に亡くなっている。

 

 SNSには

 

《タラちゃんの声を聞くために久々にサザエさん観てるけど、他の登場人物たちの声が、子どもの頃の記憶と違う…》

 

《超久し振りにサザエさんを見てるけど声優さんてが大幅に変わってて少し驚いてる》

 

という声も多数見られた。

 

 これも、超長寿番組の宿命なのかもしれない。

( SmartFLASH )

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