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『タモリ倶楽部』40年の歴史に幕・本誌が調べ尽くしたマニアックすぎる「番組トリビア」10選

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.22 20:54 最終更新日:2023.02.22 20:54

『タモリ倶楽部』40年の歴史に幕・本誌が調べ尽くしたマニアックすぎる「番組トリビア」10選

かつて本誌が都内で偶然、目撃した『タモリ倶楽部』の収録風景。じつは編集部でも複数の目撃情報がある。意外といろいろなところで収録がおこなわれていたのだ(後ろはほんこん)

 

 テレビ朝日は2月22日、タモリ(77)が司会を務める深夜の名物バラエティ番組『タモリ倶楽部』を、3月末で終了すると発表した。1982年10月に放送開始した同番組。2022年で40年の節目を迎えたが、同局によると「番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し、3月末をもって終了する」とのこと。

 

 さまざまな名物コーナーを生み出してきた『タモリ倶楽部』だが、本誌は番組が35周年を迎えた2017年10月、マニアックな「番組トリビア」を調査・掲載している。タモリ本人も忘れているであろう、その内容とは……。

 

 

トリビア(1)
番組の「母体」ともいうべき番組が夕方に放送されていた!

 

1981年から1982年日曜の午後6時30分に放送されていた『夕刊タモリ!こちらデス』がそれ。テレビ朝日の硬派な報道番組『日曜夕刊!こちらデスク』のパロディで、「脱力系番組」を標榜していた。ファミリー層にタモリの知名度をアップさせた番組だった。

 

トリビア(2)
第1回の放送内容は「タモリを追え」だった!

 

「ほかのテレビ番組ではやらないことをやる」というコンセプトは番組開始当初からあったようで、1982年10月8日放送の第1回は、「プライベートが謎の男」ということで、ひたすらタモリをカメラで追いかけるというものだった。

 

トリビア(3)
初期のころは宴会をそのまま放送していた!

 

スタッフ、キャストの慰安を兼ねて温泉旅館へ。宴会芸や裸踊りの様子は、そのまま撮影され番組として放送されていた。進行役のタモリは番組を成立させるため、乱れたスタッフを抑えることに精いっぱいになり、ろくに酔うことができなかったという。

 

トリビア(4)
「空耳アワー」は、一度、終了したことがある!

 

1992年から続く名物コーナー「空耳アワー」。最近はコロナ禍の影響か、放送されていないが、「空耳」のネタ募集が続いていることから、コーナーとしては終了していないようだ。だがこのコーナーが1回、打ち切られたことがある。「1993年ごろ、ほかのコーナーにチャレンジしたことがありました。ところが、どれも数回で自然消滅。結局、『空耳』が復活し、いまに至ります」(元スタッフ)。

 

トリビア(5)
目の前のお尻にタモリは、意外にも「照れて」いた!

 

番組オープニングでもわかるように、『タモリ倶楽部』とお尻は切っても切れない存在。番組内でも生ヒップを鑑賞する「五つ星り」などのコーナーが人気を博した。「しかしじつは、タモリさんは照れ屋で、近くにお尻があるのが苦手なんです」(元スタッフ)。

 

トリビア(6)
台湾日帰りツアーでタモリが「大激怒」した!

 

「台湾に行って食事して、その日のうちに帰ってこよう」そんな提案をしたのはタモリ自身。しかしみんなで日帰りのはずが、事前にスタッフたちは台湾入りしており、疲れたのはタモリとマネジャーだけだった。ロケ中、ずっとタモリは文句を言っていたという。

 

トリビア(7)
かつて収録は「土日にまとめて」おこなわれていた!

 

平日には『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の出演があったため、必然的にタモリが収録で動けるのは土日だった。「2本、まとめ撮りするのが基本スタイルでしたが、ときには3本撮ってしまうこともありました」(製作スタッフ)。もちろんそこには「低予算」という理由もあった。

 

トリビア(8)
番組のテーマ探しに使われているのは「新書」だった!

 

2004年、当時のディレクターが雑誌のインタビューで語ったもの。「テーマをストレートに扱わない」「売り込みのあったものはやらない」「インターネットでネタは拾わない」が3原則で、その代わり、ヒントにするのは新書。「横に広げず縦に掘り下げる」視点が、番組の姿勢にぴったりだからだという。

 

トリビア(9)
BGMに使われる曲「ダジャレ」になっていた!

 

オープニング曲のタイトルは『ショート・ショーツ』。ショーツをはいて踊る女性の映像に引っかけている。またルール説明の際には『夜明けのスキャット』が多用される。このように番組内で使われているBGMは、そこで登場する映像に引っかけたダジャレになっていることが多い。探してみよう!

 

トリビア(10)
「ゆるい空気」と言いながら事前の打ち合わせはしっかりしていた!

 

番組を見ている側からは適当な作りに感じるが、実際はゲストとスタッフの間で細かな打ち合わせがおこなわれることが多い。「周囲が協力して、タモリさんに自由な空気を味わってもらえるようにしているんだと思います」(番組に出演したゲスト)。

 

 さまざまな伝説を重ねてきた「流浪の番組」も、3月末まで。最終回まで、存分に楽しみたい!

( SmartFLASH )

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