サンドウィッチマン・伊達みきおが3月11日、自身のブログで、東日本大震災発生から12年を迎えた心境をつづった。
伊達は《被災県の方は、時期を表す時に必ず『震災前』『震災後』と言う》《3月11日、この日を境に、この1年どうだったとか…この先の1年はとか…ある意味、また新しい年になる感覚もある》と投稿。
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サンドウィッチマンの2人は震災発生時、宮城県の気仙沼で仕事をしていて《12年前は、雪が降って凄く寒かった。同じ日なのに、こんなに違うんだよなぁ》と振り返った。
《いずれまた必ずくる震災・津波に備えられるかが大事な事》としつつ、《しっかりと伝承していかなければならない。何でもない日常が続くって、有り難い事なんだと。この日は、そんな事を考える1日になれば良いと思います》と呼びかけた。
最後に《平和で、笑い合える1日がいつまでも続きますように》と祈念した。
また、サンドウィッチマンの所属事務所「グレープカンパニー」の公式サイトでは、コンビが発起人の「東北魂義援金」として、トイレットペーパー7200個を宮城県気仙沼市に寄付したことが発表された。
伊達のブログに、さまざまな意見が寄せられた。
《サンドウィッチマンのお二人のお陰でずっと東北は元気でいられます。ありがとうございます》
《伊達さんの震災時からのブログを読み返していました。思い出してなんとも言えない気持ちになりますが、変わらず被災地と、人に思いを届けてくれるサンドのおふたりに感謝です》
《伊達ちゃんありがとう。私も福島の海に向かい、手を合わせます。 今日は色々考えたり、思い出したりする日です》
「サンドウィッチマンの2人は、3月11日放送の『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』(ニッポン放送)に、気仙沼市からの生中継で出演しました。
安波山(あんばさん)からの景色について、伊達さんは『震災直後には何もなくなったところから、毎年、新しい建物が増えていって、震災前よりも増えている』と復興ぶりを報告。
富澤たけしさんも『行方不明の方もまだたくさんいらっしゃる。1人でも多くの方が家族のもとに戻ってほしいなと願いました』と伝えていました」(芸能ライター)
“東北魂”で、サンドウィッチマンは震災を後世に伝える語り部としての役割を担っている。
( SmartFLASH )