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デビュー30年めの雛形あきこ、舞台で葛飾北斎の娘を熱演! 演じる中で感じた「初めての楽しさ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.20 18:10 最終更新日:2023.03.20 18:10
2023年、芸能デビュー30年を迎えた雛形あきこ(45)。3月22日から26日にかけて、舞台『画狂人 北斎』(演出・宮本亞門 東京・紀伊國屋ホール)に出演する。
『画狂人 北斎』では、葛飾北斎(西岡德馬)と娘・お栄(雛形)の親子関係や、高井鴻山や柳川時太郎(どちらも馬場良馬)、柳亭種彦(水谷あつし)との人間模様が中心に描かれる。
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そして現代も舞台となり、北斎研究家である長谷川南斗(津村知与支)と峰岸凜汰(谷佳樹)の北斎に対する思いや葛藤も描きながら、江戸と現代を行き来する展開の中で「人生とは何なのか、人間とは何なのか」を問いかける。
本誌は公演直前の雛形に、「お栄を演じる面白さ」をインタビューした。
「お栄は実在の人物ですが、歴史資料があまり残っていないんです。本や映像作品はどれも“想像”の部分が多いので、描き方はバラバラです。
北斎の作品として世に出されたものも、じつはお栄の作品で、落款だけが北斎のものだったりすることもあるようです。そのことが、お栄には苦痛だったのか、それとも生活のために割り切っていたのか。演じるうえでもすごく悩むところです。
その中で、自分なりのお栄を作り上げ、演じていく楽しさを日々、ものすごく感じています。そういう楽しさは、初めての経験かもしれません。
もしかしたら私が思っているお栄は、実際とはまったく違っているかもしれませんし(苦笑)」
デビュー30年、「まだまだ新しい作品や、役と出会えるワクワクを噛み締めています」と雛形は語る。
( SmartFLASH )