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綾瀬はるかが新CMで「水の中」に登場 海から風呂まで「水」に縁のあるCMが多い理由は? 識者が分析
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.22 11:00 最終更新日:2023.03.22 15:23
女優の綾瀬はるか(37)がアンバサダーを務めるスキンケアブランド「SK-II」。3月1日から放送されている新CMでは、シースルーの、透け感のある衣装を着た綾瀬が水の中から姿を現し、透明感のある美しい肌を見せてうっすらと微笑む姿が印象的だ。
2015年に放送された同ブランドのCMでは、赤いビスチェとホットパンツ姿で、シチリア島の崖から美しいフォームで海に飛び込み、海の中を気持ち良さそうに泳ぐ姿を披露している。
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これまで、多くのCMに出演している綾瀬だが、意外と“水”との縁が深い。2005~2006年に出演した大塚製薬「ポカリスエット」のCMでは、白いビキニで助走をつけて海に飛びこんだり、ビキニとハーフパンツ姿で棒高跳びのような竹を使い、海に浮かぶ浮き輪まで何度もジャンプしては海に落ちたりと、はつらつとした姿で視聴者を魅了してきた。
「ポカリスエット」の別バージョンCMでは、お風呂に浸かって湯上がりにポカリスエットをおいしそうに飲むシーンも。2017年のパナソニック「プライベートビエラ」のCMでは、ランニングから戻ってウエアを脱ぎ、お風呂に浸かりながら防水テレビの映像をまったり楽しむなど、“お風呂”とも縁がある。
2022年公開の映画『はい、泳げません』では長谷川博己と主演を務め、水に顔をつけることもできないカナヅチの主人公に泳ぎを教える水泳教室のコーチ役を熱演。映画公開のイベントに出席した際には「学生以来、水泳をやってこなかったので、コーチについてひと月ほど特訓を積み重ねて、キレイに泳ぐ練習もした」と、“水泳”に対する思いを話していた。
「綾瀬さんはアスリートのイメージがあり、なんでもできてしまうので、水も滴るようなシーンが似合うんじゃないかと思います。どんな状況でも愛されるということですよね」と話すのは、コラムニストのペリー荻野さんだ。
「彼女はこれまでもたくさんのCMに出ていますが、すり減らないというか、『まだこんな引き出しがあったんだ』と感じさせるところが驚きです。何をやっても、幅広い層にスーッとなじんでいけるのはすごいことだと思います。
私は、CMにおける“大物さ”を役所広司さんに感じていて。とても尊敬している役者さんなんですが、かつてはダイワハウスのCMで『ダイワマン』をやったり、いまも『マルちゃん正麺(東洋水産)』のCMでYouTuberを演じたりと、非常に柔軟性があります。そんな役所さんに通ずるものを感じる女優が、綾瀬さんなんですよね」
綾瀬の魅力は「水のような透明感と、形を変える柔軟性」だという。
「きっと、水に入ることも含めて、本当になんでも期待に応えてくれるというか。大河ドラマでは幕末から維新の厳しい時代の中で生きた主人公をタフに演じ、水の中ではスイスイと笑顔でいる。その軽やかさがいいですよね。撮影後に『たいへんでしたね』といわれてから『あ、私ってたいへんなことをやっていたんだ』と、やっと気づく、みたいな(笑)。そこが、彼女が永遠にチャーミングでいられるところでしょうね。
水のような透明感がありながら、大河ドラマ『八重の桜』では泥だらけになり、『精霊の守り人』(NHK)では山や谷でアクションを披露して。それを平気でやり切るところに、綾瀬さんの柔軟性を感じます。ご本人はきっと、そんなに水の中に入っているCMが多いとは気づいていないと思うので、この記事を読んで、気づいてくれたらうれしいですね(笑)」
まさに「魚よりも水が似合う」女優。綾瀬が持つ柔軟性と透明感ゆえかもしれない。
( SmartFLASH )