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木村拓哉&福山雅治が直面する俳優人生の“崖っぷち”主演作振るわず春ドラマの視聴率バトルに各局が注視

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.03.22 15:15FLASH編集部

木村拓哉&福山雅治が直面する俳優人生の“崖っぷち”主演作振るわず春ドラマの視聴率バトルに各局が注視

 

 テレビ各局は、2023年4月から始まる春ドラマの準備に追われている。とりわけ業界関係者の間で注目を集めているのが、木村拓哉(50)主演のフジテレビ開局65周年特別企画『風間公親‐教場0‐』(フジテレビ系)と、福山雅治(54)主演の日曜劇場『ラストマン‐全盲の捜査官-』(TBS系)だ。

 

「ともにトップスターの2人、これまでも数多くの人気作品に出演してきました。そんな2人が同じクールに主演を務めるとあって、どちらが高い視聴率を獲るか、関心を集めているんです。しかも、両者とも最近は俳優として大きな転換期を迎えようとしています」(テレビ局関係者)

 

 

 木村拓哉の『風間公親』には、共演者に新垣結衣北村匠海染谷将太白石麻衣など人気者がキャスティングされている。

 

「木村さんが久しぶりに月9に主演するとあって、共演陣も豪華。スケジュールの調整もたいへんだと聞いています。とはいえ、木村さんの主演作品はここ最近パっとしません。2022年春クールのドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)は、木村さん主演のドラマで初めて世帯視聴率1桁台を2回も出したり、10話を予定していたのに9話に変更されたりと、トラブル続きで予想通りの結果とはいえませんでした。

 

 2023年1月に公開された映画『レジェンド&バタフライ』も、東映創立70周年記念作品として大々的に宣伝されたにもかかわらず、興業収入は目標と言われた30億円にも届かず、最終的に“赤字”になるのではといわれています」(前出・テレビ局関係者)

 

 ここまで失敗が続くと、木村の起用そのものが見直される向きもあるという。

 

「ギャラは安くありませんし、もし今回のドラマまでこけるようなことがあれば、キャスティングの優先順位は下がりますよね。演技力はたしかにあるはずなんですが……」(前出・テレビ局関係者)

 

 一方、福山雅治の『ラストマン』も、共演陣は大泉洋今田美桜、寺尾聡、吉田羊と豪華。こちらも、福山の俳優人生がかかっているという。

 

「福山さんは、4年ぶりにTBS日曜劇場に主演します。最後に主演した連続ドラマは『集団左遷!!』(TBS系)。平均世帯視聴率は10.3%でしたが、1桁台を出すこともありました。とくに心配だったのが、視聴率に比べネットの反応が悪かったことです。『完全なご都合主義でガッカリ』『主演なのに、周りの演技派俳優たちに埋もれている』『福山はもう役者として限界』と、辛らつなコメントばかりでした」(TV誌ライター)

 

 その後、2022年9月に公開された映画『沈黙のパレード』での演技が評価され、報知映画賞主演男優賞を受賞したものの、今回、福山にも“試練”が訪れているという。

 

「木村さんの『風間公親』は大人気の『教場』シリーズなので、安定した数字は取れるでしょう。対する福山さんは全盲の捜査官という、非常に高い演技力が要求される役を演じます。これが跳ねれば、木村さんには圧勝できるはずです。

 

 しかし、どちらも50代のトップスターですが、やはり年齢的な限界が近づきつつあることは否めません。若手の俳優やアイドルを使った方が個人視聴率を期待できるうえ、本人たちが年相応の渋い演技をしようとしても、若いころから“イケメン”で売ってきたキャリアが、邪魔をしてしまうのです」(前出・テレビ局関係者)

 

“崖っぷち”の2人。果たして、勝者はどちらになるのか、そもそも勝者は生まれるのか……。

 

※視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区

( SmartFLASH )

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