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のん『あまちゃん』再放送好評で「地上波復帰」望む声続々もキー局の“及び腰”「30歳女優」競合問題も

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.08 16:14 最終更新日:2023.04.08 16:25

のん『あまちゃん』再放送好評で「地上波復帰」望む声続々もキー局の“及び腰”「30歳女優」競合問題も

『ニュース7』の収録後、生ゴミ先生(右隣)とともにNHKを後にする、のん。2人そろって番組スタッフに頭を下げていた

 

 2013年上半期に放送された、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』が、“再ブーム”を起こしつつある。きっかけは、放送から10周年を記念して、4月3日からNHK BSプレミアムで始まった再放送だ。

 

「テレビ離れもあいまって、2000年代から苦戦が続いている朝ドラですが、そんななかで、のんさんが主演した『あまちゃん』は、社会現象にもなったヒット作です。作中に登場する『じぇじぇじぇ』というセリフは「新語・流行語大賞」で大賞を受賞し、出演者全員でオープニングを演奏した『紅白歌合戦』も話題になりました」

 

 

 再放送を受けて、ネット上では、

 

《やっぱ面白いな。BS再放送で朝からケタケタ笑ってる》

 

《朝ドラ復興の祖と言われるだけあって何回見ても面白い》

 

 と、毎回の放送を楽しみにする声があがっている。なかでも主演の、のんに魅力を感じる視聴が多く、

 

《未だにドラマには呼んで貰えないのんちゃん》

 

《のんちゃんがはやく本名を取り戻せるといいですね》

 

 と、主演時の活動名で、本名でもある「能年玲奈」に同情する声が多数、投稿されている。

 

「当時、無名の新人女優だった能年玲奈さんですが、同作で一気に知名度をあげました。ところが、当時の所属事務所との契約期間中に個人事務所を設立し、独立を画策。所属事務所がそれに応じなかったため、両者の信頼関係が崩れ、関係はこじれにこじれました。結局、2016年に『能年玲奈』から『のん』と改名し、完全独立しました。当時、のんさんのそばには、演出家の女性、通称『生ゴミ先生』がそばにつき添っており、メディアからも多くの注目を集めました」

 

 独立騒動によって“お騒がせ女優”の烙印を押されてしまったのんは、その後、映画やCMには出演しているものの、地上波民放キー局のドラマにはいっさい登場していない。

 

「テレビ局は、のんさんがけんか別れした前事務所との関係を気にしているのでしょう。とはいえ、2019年7月、公正取引委員会が、元SMAPの3人(稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾)を出演させないようテレビ局に圧力をかけるのは、独占禁止法違反の疑いがあるとして、ジャニーズ事務所に注意喚起しました。つまり、現在は事務所から直接の圧力がかけられるということはなく、起用しようと思えば起用できるんです。なので、のんさんが出演できないのは、局側の“忖度”によるもの。テレビ局が、勝手に及び腰になっているということです」(芸能記者)

 

 また『あまちゃん』出演時に20歳だったのんは、7月には30歳を迎える。そのため、厳しい声も出ている。

 

「30歳の女優といえば、有村架純さんや吉岡里帆さん、本田翼さんなど、すでに抜群の知名度と実績をもった方がたくさんいます。かわいそうかもしれませんが、テレビ局があえて冒険して、のんさんを起用する理由がない、というのも正直なところでしょう。『あまちゃん』再放送の影響で、風向きが変わればいいのですが……」(芸能ジャーナリスト)

 

 独立騒動が10年も尾を引くなんて、じぇじぇじぇ!

( SmartFLASH )

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