第76回カンヌ映画祭のカンヌ・プレミア部門で、北野武(ビートたけし)監督の『首』がワールドプレミアとして世界初上映された。
西島秀俊、加瀬亮、浅野忠信、大森南朋(なお)、中村獅童らとともにレッドカーペットを歩く和装の女性は、たけしが2020年に再婚した18歳年下の夫人。彼女が公の場に登場するのは、初めてのことだ。
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本誌は2016年、たけしと、この現夫人のなれそめについて、彼女を知る人物に聞いている。
「関西の有名ホテルのスーパーバイザーの肩書を持ち、東京でホテル関係のパーティコーディネートなどの仕事をしています(報道当時)。若いころには、銀座の高級クラブでホステスをしていたこともあると聞きました」
この知人によると、彼女がたけしと知り合ったのは、2012年ごろだという。
「知り合いだった会社の社長に『いま、たけちゃんと飲んでるから来ないか』と呼ばれたのがきっかけ。その席上で気に入られた夫人は、たけしに毎日のように誘われると話していました。当時、住んでいた目黒区のマンションに、週4~5日はたけしさんの白のベントレーが迎えに来たそうです」(同前)
物おじせず、芸能人であろうが誰にでもズバッとものを言う夫人の性格は、周囲に「殿」と呼ばれるたけしにとって、新鮮に映ったようだ。夫人には同時期、年下の交際相手がいたようだが、迷うことなく、たけしに乗り換えたという。
当時、本誌は夫人を「目鼻立ちのはっきりとした伍代夏子似の顔立ちで、スタイルは抜群。見た目年齢は40代前半だ」と評していた。夫人は、事実上のたけしの個人事務所「T.Nゴン」の取締役として、公私ともに76歳の北野監督を支えている。じつは、たけしが呼ぶ夫人の愛称こそ「○○ゴン」なのだという。
写真撮影の際、しっかりと手をつないだ2人。たけしが“最後に選んだ女”にとって、最高のお披露目の舞台となった。
( SmartFLASH )