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“本能寺ブースト”の反動?『どうする家康』ついに視聴率10%割れ サッカー女子、『24時間テレビ』で続く“危機”

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.08.08 17:30FLASH編集部

“本能寺ブースト”の反動?『どうする家康』ついに視聴率10%割れ サッカー女子、『24時間テレビ』で続く“危機”

『どうする家康』主演の松本潤

 

 8月6日に放送されたNHK大河ドラマ『どうする家康』第30話「新たなる覇者」の平均世帯視聴率が、9.4%だったことがわかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)。

 

 10%台の視聴率が続いていた『家康』。第28話「本能寺の変」(7月23日)の12.7%、第29回「伊賀を越えろ!」(7月30日)の11.5%と、久々に高い視聴率を記録したが、そこから急落。裏でWBCの日本対オーストラリア戦が放送されていた第10話「側室をどうする!」(3月12日)の7.2%以来、2度めの10%割れとなった。

 

 

「初回からずっと描かれてきた家康(松本潤)と信長(岡田准一)との関係の総決算であり、全体の大きなヤマ場でもある本能寺。そして『伊賀越え』は、家康の生涯で最大の危機とされた大事件です。NHKは早い時期から、7月23日放送回が本能寺の変で、信長の最期だと宣伝してきたので、その効果もあったと思います。その“本能寺ブースト”の反動が、この視聴率急落だったという見方もできるでしょう。

 

 また7月23日と30日は、同時間帯(日曜夜8時)にテレビ朝日系で『世界水泳福岡2023』を放送していました。レギュラー番組の『ポツンと一軒家』は、13%前後の視聴率をコンスタントに稼ぐ人気番組ですが、世界水泳の視聴率は、23日が6.7%、30日が7.5%。その分が大河ドラマに回ってきた、と見ることもできます」(テレビウオッチャー)

 

 ネットでは

 

《ずいぶん前に、つまらなくて離脱したけど、その時の印象では、むしろよく今まで2桁を維持できたな、という感覚です》

 

《やっぱり1桁になりましたね。史実に沿わない脚本でおもしろおかしく着色してしまったのが要因ではないでしょうか》

 

《徳川家康という歴史上誰もが知るレジェンドを、普通に描いても面白エピソード満載の人生を、あそこまでダメダメに描いていたら観る気も失せる》

 

 など、辛辣な意見が多数。なかには

 

《戦国で、家康というど真ん中の題材で、主演が嵐で低視聴率というのは局内で衝撃なのでは》

 

 と、心配する声もある。

 

「今後でまず気になるのが、8月20日。サッカーの女子W杯の決勝が夜7時から始まります。NHK BS1で生中継される予定ですが、日本代表が決勝まで勝ち進めば、かなりの高視聴率になることが予想され、地上波の『どうする家康』はその影響を受けるでしょう。

 

 そして次の8月27日も苦戦必至。裏番組には日本テレビ系の『24時間テレビ』があるからです。『24時間テレビ』当日の大河ドラマは、2021年の『青天を衝け』は2.3%、2022年『鎌倉殿の13人』は1.6%、それぞれ前回よりも視聴率を落としています」(前出・テレビウオッチャー)

 

 家康の危機は続きそうだが、どうするNHK――。

( SmartFLASH )

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