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宮崎駿『君どう』公開後のメディア初登場、またも“事前告知なし”で『月刊モデルグラフィックス』のインタビューに

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.25 06:00 最終更新日:2023.10.25 06:00

宮崎駿『君どう』公開後のメディア初登場、またも“事前告知なし”で『月刊モデルグラフィックス』のインタビューに

『君どう』とも略される新作映画『君たちはどう生きるか』を完成させた宮崎駿監督

 

 10月25日に発売される、模型雑誌『月刊モデルグラフィックス』2023年12月号(発行・大日本絵画)で、アニメーション監督宮崎駿氏が、インタビュー取材を受けていることがわかった。

 

 宮崎監督については、2023年7月に10年ぶりの新作映画君たちはどう生きるか』(本作から監督名を「宮﨑駿」に変更)が公開されたが、事前にストーリー、キャストなどをいっさい明かさない宣伝手法が取られていた。

 

 

「これまではメディアにもたびたび登場していた宮崎監督も例外ではなく、いっさいインタビューや取材を受けていません。

 

 さまざまな解釈を生んだ『君たちはどう生きるか』のストーリーも相まって、ファンからは“早く肉声が聞きたい”という声も高まっていました」(映画ライター)

 

 宮崎監督が、何かしらの取材に答えたのは、2020年11月に本誌が直撃取材したのが最後になる。

 

 このとき、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、宮崎監督の『千と千尋の神隠し』の興行収入記録を突破しそうな大ヒットを見せていた(のちに記録更新)ことについて尋ねると、

 

「まあ、僕には関係ないことだと思います。興行成績がどうのこうのということには、あまり関係しないほうが、現場は平和でいいんです。一生懸命作っていりゃあいいんで」

 

 という“現場主義者”の宮崎監督らしい答えを返していた。

 

 宮崎監督と、今回インタビューを受けた『月刊モデルグラフィックス』は“旧知”の関係として知られている。過去にはイラストエッセイ「宮崎駿の雑想ノート」と、2013年公開の映画『風立ちぬ』の原作漫画を連載していた。

 

 創刊40年めを迎える同誌は、2023年12月号で、1992年公開の映画『紅の豚』の原作で「雑想ノート」に掲載した作品「飛行艇時代」を全編再収録する大特集を組んでいる。

 

 書店関係者はこう話す。

 

「同誌の公式SNSでは、今号で『紅の豚』を特集することが前々から告知されていましたが、編集会社の公式サイトにも各ネット書店にも宮崎監督のインタビューが掲載されている旨はいっさい記されていません。

 

 さらには、雑誌の表紙にも宮崎監督が登場するという文言はいっさい見当たらず、奇しくも『君たちはどう生きるか』と同じように“事前告知なし”の形なんです。

 

 ですが、実際に印刷された雑誌を手に取ると、宮崎監督のインタビューが掲載されています。当時、連載を担当した編集者が自ら宮崎監督のアトリエを訪れ、話を聞いているようです」

 

 本誌が『月刊モデルグラフィックス』の担当者に、宮崎監督のインタビュー掲載について尋ねると、このような回答だった。

 

「掲載内容は目次に記載されているとおりになります」

 

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーやスタジオジブリの広報は、宮崎監督が次回作の構想を練っていることを明かしている。

 

 次なる一歩を踏み出した宮崎監督の“ひと言め”はどのようなものなのか――。

( SmartFLASH )

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