カウコン開催、社長交代説で揺れる「紅白」の行方…ファンからは「演歌の盛り上げ役に駆り出されなくてせいせいする」と “不要論” も

 

　旧ジャニーズ事務所が、今年も大晦日に「カウントダウンコンサート（カウコン）」を開催する方向だと、11月2日付の「スポニチ」が報じた。

 

　創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題で揺れる事務所。毎年出演してきた「NHK紅白歌合戦」にも出場が危ぶまれるなか、ファンたちはカウコン開催の可否を気にかけてきた。

 

　例年はフジテレビがカウコンを生中継してきたが、同局は編成の都合上、準備が間に合わないとして「あったとしても放送はしない」とコメントしている。そのため、開催されるとすれば、現地参戦のほか、配信で鑑賞する形となるだろう。

 

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　そうなってくると、注目が集まるのが、旧ジャニタレたちの「紅白」への出場だ。

 

「NHKは『新規の出演依頼は、被害者救済と再発防止への取り組みが着実に進まないとおこなわない』という立場を明確にしています。一部報道では、旧ジャニーズ枠が2枠確定したとの話も出ていますが、具体的な話はわかりません。

 

　これまで、出場は厳しいという見方が大半でした。しかし、つい先日、旧ジャニーズ事務所が新設するエージェント会社の社長に、東山紀之氏ではなく、福田淳氏の名前が急浮上しました。

 

　福田氏は女優のんとエージェント契約を結んでいるコンサル会社『スピーディ』の社長で、芸能界を干されていたのんを復活させた手腕が評価されています。

 

　芸能界の古い体質を批判してきた人物でもあるため、本当に新社長へ就任するのであれば、再発防止対策の一環としてアピールできる。紅白出場も不可能ではないのでは」（芸能記者）

 

　いっぽう、カウコン開催でにわかに活気づいたファンからは、「紅白不要論」も飛び出している。

 

　例年、紅白に出演した旧ジャニタレたちは、そのまま東京ドームへ移動し、カウコンへ遅れて参戦する過密スケジュールを続けてきた。「紅白」に出場しなければ、カウコンに全力を出せる。世間のバッシングを受けながら出場する姿を見るよりは……という意見も少なくない。

 

《ジャニ事務は今後二度と紅白出なくていいし、フジもカウコン中継しなくていいので、配信でカウコンやって我々から搾取してください。つまらん演歌の盛り上げ役に駆り出されなくてせいせいするわ。》

 

《紅白もカウコン放送も要らない。もう不要です。カウコン実稼働2〜3時間を配信料払って、見逃しで何度か観て三が日過ごす方が幸せです。》

 

《今さら、NHK紅白で歌って周りから色メガネで見られる推しを観る大晦日なんて嫌じゃない？辞退しようよ、紅白。カウコンに集中したほうが、推しもファンも幸せだよー》

 

　毎年「紅白」の出場者リストが発表されるのは、11月中旬頃だ。そろそろタイムリミットが迫りつつあるが……。

( SmartFLASH )